2010年式のFXDBストリートボブを愛機に持つ長谷川 透。マットブラックのカラーリングが気に入り、新車で手に入れたストリートボブの心臓部であるTC96にはインジェクションチューニング&サンダーヘッダーマフラーが取付けられ、ハイライザーバー、ミニカウル、ガンファイターシート、ポリスバッグ装備により、ソリッドなクラブスタイルに仕上げられている。
「18歳のころからバイクに乗り始め、以前はFX400やSR400などに乗っていたのですが、そのFX400を手放して大型免許を取りに行った帰りにハーレーのディーラーにふらりと立ち寄ってこのストリートボブにひと目惚れし、その場で購入を決めたんです。衝動買いと言えば、衝動買いですが……(笑)」
愛機のストリートボブで東京から山形や新潟、名古屋、神戸などまでロングツーリングにも積極的に出向く彼の仕事は、ウエスコとも関係が深いクロムハーツの商品課でリペアマネージメントやメガネ類の発注、また店舗スタッフのOJTなどを日々行なっている。そんな彼はウエスコフリークでもあり、取材当日はブラックラフアウトのロメオを履いてきていただいたのだが、彼の愛用するこのロメオをベースにクロムハーツモデルのロメオが作製されたという。
「クロムハーツモデルのロメオはヒールにダガーのオーナメントが取付けられているのですが、ブーツとスニーカーのちょうど中間くらいの履き心地なので歩くのにも適しており、特に夏には最適だと思います。今日履いているロメオの他にボスやハーネス、ジョブマスターなども持っていますが、その重量感、履き込んでいったときの経年変化や質感がいいですよね、ウエスコは。その存在感はクロムハーツの世界観と、とてもマッチしていると思います。ウエスコはクロムハーツにとって欠かせない存在となっています。クロムハーツのデザイナー、リチャード・スタークが憧れの存在なのですが、ハーレー乗りの彼もウエスコを愛用しており、そのスタイルこそが今の自分の原点になっていると言えます」
取材協力:
CHROME HEARTS