テーマは“Ride on”
ラフにバイカーウェアを!
ハーレーダビッドソンよりもその歴史は旧く、創業は1901年というインディアンモーターサイクル。その翌々年にハーレーが誕生するわけだが、アメリカで誕生した最初のオートバイメーカーなのである。そんなインディアンのバイカーズアパレルがこちら。今期は“Ride on”(乗っちゃう?)というのがテーマになっている。
では最初の着こなしから紹介していこう。色味を押さえたナイロンジャケットは、アメリカのモーターサイクルクラブが持つ雰囲気が漂い、パッチやグラフィックなどアウトローっぽいデザインがクールだ。またフロントはボタン留めになっているが、内側はジップを採用しているので風が入りにくくなっているつくり。汗ばむようなときにはボタン留めのみにするのがいいだろう。背面には大型のエアダクトが備わっているので、通気性をコントロールできるのが嬉しい。また、別売ながら肩、肘、脊髄パッドが入れられるようになっているので、必要とあらば改めての購入をオススメしたい。
続いて2パターンめの着こなしにも注目されたし。デニムベストの着こなしは昔からよくあるが、すごく便利なレイヤースタイルである。冬から春に向けての季節、少し肌寒いというときにさらりと羽織れるし、袖がない分かさばらないので持ち運びも容易だ。愛車にシーシーバーがあればくくり付けておくだけで安心感はグッとアップするだろう。また、特筆すべきはこのベスト。内側にパッドが入るように設計されているところがポイントだ。その下に着ているボーダーのウェアは、シャツでなくポリエステルメッシュ素材のジャージ。ベストと重ねての着用もアリだが、これだけ羽織っても充分にキマる。