クレイスミスのキャラクターと一緒に
スピリッツを身にまとう
ホットロッドカルチャーを語るうえで外せないのがこのクレイスミスだ。1930年代のアメリカで、高級車を購入することのできない若者が寄せ集めの中古パーツで速さを求めてカスタムをはじめたのがホットロッドの起源と言われているが、ちょうどその頃に産声をあげたのがカムシャフトメーカーであるクレイスミス社。葉巻をくわえた“ウッドペッカー”のキャラクターは創業者であるクレイスミスがモデル。赤髪で、仕事中も常に葉巻を口にしていたことからこのキャラクターが誕生したと言われている。
カムシャフトメーカーとしてのスピリッツを受け継ぐべく、クレイスミスのアパレルはどこかレーシーなデザインが多い。まずひとつめの着こなしを見てみよう。ブルーのナイロンジャケットは縦に太めのストライプが入り、肘部分にはデザインも兼ねたパッドになっている。今期は“旧さ”をテーマにしており、背面のウッドペッカーは落ち着きのある暗めのトーンになっているのが特徴だ。肩、肘、脊髄、胸部パッドが装着可能(別売)なので、お好みで入れてほしい。
続いての着こなしは、真っ赤なブルゾンジャケットとつなぎの上級者スタイル。ブルゾンは大きめのポケットが採用されているので、物の出し入れが容易だ。また背面や袖のデザインも大きめなので、クレイスミスをアティチュードとして着こなしたい。腰に巻いているつなぎはローライズかつ細身のシルエットなのでスタイリッシュに。背面のウッドペッカーはチェーンステッチで施されているのにも注目。