VIRGIN HARLEY | YUICHI YOSHIZAWA×JOBMASTER 特集記事＆最新情報

いろいろなブーツをみてきて、
ウエスコの凄さを実感しています

カスタムワークスゾン（以下CWZ）代表、吉澤 雄一。言わずと知れた我が国を代表するカスタムビルダーだ。2003年に彼が生まれ育った地元である滋賀県蒲生郡の日野町で立ち上げられたCWZは20年の時を経て、今や世界に名を轟かせるカスタムショップへと成長した。そんなCWZ が今から3年前の2020年7月に同じ日野町にギャラリーを新設。築１００年以上の古民家を改装したギャラリーは、まるで時の流れが止まっているかのような特別な空間と言える。

「今までの店舗は、このギャラリーから歩いて3分くらいですが、ワークショップとして使っています。ここは自分たちで5ヶ月くらいかけて改装しました。大工のお客さんも何人かいるので、みんなに手伝ってもらいながら仕上げていきました。年末のホットロッドショーなどで日本を訪れた海外ゲストの方たちが、たくさんここまで遊びに来てくれるのですが、みなさんをちゃんとお出迎えできる場所が必要だと思い、このギャラリーを作ることに決めたんです」

ギャラリーにはCWZが過去に手がけたフルスクラッチカスタムがメインに展示されているのだが、実は2023年1月からウエスコ正規ディーラーとしてウエスコブーツの取り扱いもはじめている。その他、CWZオリジナルアイテムや、リンチシルバースミスのディーラーとしても活動している。

「ずっとウエスコディーラーになりたいと考えていたんです。このギャラリーを作ってリンチの商品を取り扱うようになり、次は絶対にウエスコを扱いたいと思い、ウエスコジャパンの岡本社長に掛け合ってディーラーになることができました。リンチのシルバーを身につけて、ウエスコを履いてハーレーに乗る、というのが昔からの夢だったので、それらのブランドを扱えるようになり、まさに夢が叶ったと言えますね」

そう話す彼にウエスコの魅力について伺った。

「自分は昔からブーツが好きでいろいろなメーカーのブーツをさんざん履いてきましたが、ウエスコは無骨な感じがして、そして堂々としているという印象です。ハンドメイドならではの温もりが感じられアナログ的なところも魅力だと思います。やはりワークブーツなので、自分のような仕事で履くには最適です。革が分厚くて頑丈だし、リペアもできるので、一生履けるブーツだと思います。今日のこのジョブマスターは仕事中も毎日履いています。もちろんバイクライドにも適しています。やはり歴史の差もあると思いますね。いろいろなブーツをたくさんみてきて、ウエスコの凄さを実感しているところです。ワークブーツの王様です、ウエスコは……」