VIRGIN HARLEY | RYUTA MIYAMOTO×BOSS 特集記事&最新情報

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ウエスコ履いてショベルに乗ることは、
自分へのご褒美みたいなものです

1978年式FXショベルチョッパーを愛機とする宮本隆太。ナイス!モーターサイクルの1インチサスが取り付けられた4速フレームに4インチオーバーのフロントフォーク、アップスイープマフラー、エイプバー、そしてスポーツスターのリミテッドタンクがアイコンとなるマシンである。そんな彼の生業は、海上の橋や空港などを建造する港湾建設業であり、1年のうちのほとんどを船の上で過ごすというかなり特殊な生活を送っている。

「家は熊本にあるんです。だからこのショベルも熊本ナンバーなんです。神戸の港に会社のドックがあって、船が港に入れば比較的自由に陸に上がることができるので、そのタイミングでショベルに乗っています。1泊とかしてロングツーリングに行くこともできるんですよ。ショベルは会社の工場の片隅に置かせてもらってます(笑)」

ショベルを手に入れたのは今から1年半ほど前で、それまでは現行モデルのトライアンフや国産モタードなどに乗っていた彼。ハーレーに対する憧れは持っていたが、ショベルなどの旧車は自分にはハードルが高いと諦めていたという。

「ウエスコ大阪に出入りするようになってからハーレーの旧車を頻繁に見かけるようになり、自分も乗ってみたいという思いが強くなったんです。スタッフの方々の勧めもあり、チャレンジする思いでこのショベルを手に入れました。きっとウエスコに行ってなかったら、ショベルに乗ることはなかったと思います」

そう話す彼が今日履いているブーツは、2016年にリリースされたゴートスキンボスをイメージして製作したボスで、5インチロングのトップストラップはトリプル仕様にカスタムされている。この他にボスを5足、さらにジョブマスターとロメオも所有しているというウエスコフリークでもある彼は、ショベルに乗るときは必ずウエスコを履いている。

「足を守るという意味で、ウエスコはライディングギアだと考えています。もちろんファッション要素もありますが……。職業柄、自分は生活のサイクルが人とは違うので、丘に上がってウエスコを履いてショベルに乗ることは、仕事をやり遂げた自分へのご褒美みたいなところがあるんです。非日常の夢ごこち、と言えばちょっと大げさですが、それくらい特別な時間なんです、自分にとっては……」

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