大阪の中心地、御堂筋に面したクロムハーツ大阪でストアマネージャーを務める、近藤翔太。11名のスタッフを束ねる彼は、ここクロムハーツ大阪で11年ものキャリアを積み重ねてきた叩き上げの店長で、クロムハーツ大阪の顔とも言える存在だ。
そんな彼が愛用しているウエスコブーツはクロムハーツ×ウエスコのカスタムボス、エンジニアダガーである。クロムハーツとウエスコは密接な関係にあり、プルオンブーツのボスとシューレースブーツのジョブマスターをはじめ、ヘンドリックやロメオなど様々なコラボレーションモデルを展開しており、彼が愛用しているエンジニアダガーは3年ほど前にクロムハーツ大阪で行われたカスタムオーダーのイベントでラフアウトにカスタムされたモデルである。
「エンジニアダガーはシャフトが1インチ詰められ、インステップストラップは1インチロング、ソールは定番の#100 VIBRAM、ステッチはオールブラックという仕様になっています。クロムハーツのカスタムとして、バックステイにモデル名にもなっているダガーを配し、ヒール部にはCHスクロールラベル、トップストラップ部にクロスのリベット、そして上下ともガンスリンガーバックルが取り付けられています」
この他ボスを2足、ジョブマスターとハーネスを1足づつ所有しているという彼。11年ほど前に手に入れたブラックレザーのボス以外は、すべてブラックのラフアウト仕様である。
「ラフアウトは表革に比べてハードなイメージが緩和され、光を吸収することでクロが締まるというところが気に入っています。週の半分くらいはウエスコを履いて店に立ってますね。ウエスコを履くと気合が入るというか、背筋が伸びるような思いがするんです。スニーカーより足も疲れないですし。やはりウエスコを履くと足元が安定するので、立ち仕事に向いているんですよね。毎日の洋服選びも足元のブーツから決めて、パンツ、上着という順に下から決めていく感じです。100年を超える歴史を持つウエスコはクラシックかつベーシックであり、メンテナンスを怠らなければ一生履けるブーツです。もちろんクロムハーツとの相性もベストだと思います」
取材協力:
CHROME HEARTS