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ハーレー、海外販売に活路 米依存から脱却

  • 掲載日/ 2013年11月26日【ハーレーニュース】

ウェブのニュースサイト Sankei Biz にて、ハーレーダビッドソン モーターカンパニー社がEICMA ミラノショーで発表した新型モデルに関する記事をアップしていたので、お知らせします。

以下、ニュースより抜粋。

ハーレー、海外販売に活路。新型車を来年発売、米依存から脱却

大型オートバイ市場で圧倒的な存在感を放つ米ハーレーダビッドソンは約13年ぶりに排気量494ccと749ccのエンジンを搭載した新型モデル「ストリート」シリーズをラインアップに加える。

カンザスシティー(ミズーリ州)とイタリアの都市ミラノで今月4日に開かれたモーターショーなどのイベントで、ハーレーは排気量494ccの「ストリート500」と749ccの「ストリート750」を披露した。新型モデルはハーレーらしさを踏襲した外観と新開発のV型2気筒エンジンの響きで若いファンのハートをつかみたい考えだ。

グローバル市場をターゲットとする「ストリート」はハーレー史上類のないほどの緻密な市場調査の結果を基に開発した。調査は10カ国3000人以上の顧客を対象に実施。このほか、シカゴをはじめムンバイ、サンパウロ、東京などの都市では市場調査活動の一環として想定されるターゲット層に対しストリートに関するグループインタビューなども実施した。

トピックスとしては、以下でしょうか。

・ 10ヶ国 3000人以上の顧客を対象に実施。東京でもグループインタビューを行った。
・ 米国、インド、イタリア、ポルトガル、スペインで2014年上期中にも発売する予定。
・ ストリート500の販売予定価格は約6,700ドル(約67万8000円)から、ストリート750は約7,500ドル(約75万8000円)。
・ 車重は218キロと、約260キロのラバーマウント スポーツスターより40キロ以上軽くなる。
・ 世界的なリセッション(景気後退)の影響で、2009年の収益は前年比で約25パーセント減少。
・ ハーレーは米国市場への依存度が高く、海外での収益は2006年時点で全体の約25パーセントに。
・ ハーレーはストリートをホンダの「レブル」(排気量234cc、販売価格4190ドル)などの競合商品と位置付けている。

ハーレーの水冷化についてのウワサはずっと以前からありましたから、2008年のリーマン・ショックを機に、水面下でのマーケティングリサーチおよび開発の動きがあったということでしょう。“東京でのグループインタビュー”は当時耳にはしていたのですが(表参道のカフェで実施していたとか)、メディア関係者はお断りということで、「何か大きなことをやるんだろうな」と思いつつ、そーっとしておきました。

ツーリングモデルに対しては、ニューモデルとして発表されたウルトラの『ツインクールド ツインカム103』と全体的な構造変更がその回答ということでしょう。そして新型水冷レボリューションXについては、アーバン(都会)でのライディングに対する回答と受け取るべきでしょうか。

まずは2014年上期、本土とインド、ヨーロッパで販売開始という水冷ハーレー ストリート。おそらく日本導入もそう遠くない将来でしょう……2015年モデルに乗っかってくると見ましたが、どうですかね?

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