見た目のファットボブフェンダーとあのドコドコ感。車種を決めかねている時、店員さんのワイグラのエンジン音を聴かせてもらったのですが、始動時のブルブル振るえるエンジンに惚れました。
日があさいので、特にこれといって感じられないのですが、上げるなら典型的な日本人体型の自分にとってフォアコンで足がピンピンに伸びきってしまう所(自分に問題あり!?)。ただこれは、ステップバックキットがあるのでそれでカバーしている。
自分にとっても、皆さんにとっても決して安い買い物ではないと思いますから、充分に検討されて決めてください。あと、信頼できそうなショップに何回も足を運び、店員さん、メカニックさんとお話をされると良いでしょう。買って終わりではなく、いろんな面でショップとの付き合いがあるので、信頼できるショップがカギになると思います。
FLHTシリーズ
ハーレーのことをあまり知らない時、ハーレーと言えば、エレクトグライド系の形と思っていたので。
見た目の印象が強いから。
オーソドックスな2本サスと、ワイドグライドフォークが醸し出す、オーソドックスな「アメリカン」の雰囲気。ボブテイルフェンダーのFATでFankyなところ。そして何よりも2点ラバーマウントとキャブレター仕様の生み出す鼓動感! インパクトブルーはカリフォルニアの空の色。そこに黒く描かれたのCOOLなフレイム。3Dのバー&シールドエンブレム。
大きい音が出せないこと。
敢えて書かせていただきます。キャブ仕様がBESTです!
最後です。
このワイグラの全てが、ハーレーと出遭った青春時代に連れて行ってくれるタイムマシン!
「大丈夫か?」と思うほど揺れるエンジン(初めて見る人は皆驚きます)。信号待ちでは頬が振るえ、虫歯がうずく程の振動なのに80km付近からスーっとマイルドな鼓動に変わる走行フィール。細くてヤワそうなFタイヤに対し、幅広でごついワイドグライドフォークがアンバランスで絶妙。ソフテイルと似ているようで違うファットボブフェンダー。国産とは別物、豪快な音で回るセルモーター。
ローダウンしたらマフラー擦りやすくなった(思い切って買ったボマーがガリッ!ってなると結構切ない)。Fハブがすぐ錆びる。ニュートラル、ウインカー等のインジケーターが暗すぎる。
少しだけ勉強してダイナやソフテイル等、各シリーズの違いを知りましょう。フレームの違い、マウント方式、ツインカムならバランサーの有無とか。見た目だけで選ぶとあれっ?てなるかも。そして今なら買えそうと思ったら買ってしまいましょう。後悔しないと思うよ!
FLTR (ロードグライド)
その怪しさ。異端さ。だけど買い物とか便利に使えそう。
ラバーマウントと、2本出しのリヤ・サス。これはダイナ系を選んだ理由。幅広のフォークとファットボブフェンダーでワイドグライドを選択。塗装はバフで荒々しく削り落し、スタイルはドラッグ系に。形も乗り味も満足しています。余談ですが、いつもピリニオンパッドの上に座って同じ景色を見て、同じ音と同じ振動を感じていた少女がいました。もし違うバイクだったなら、彼女は後ろに乗らなかったそうです。私はこの単車のおかげで18歳の妻を娶りました。
翌年のモデルからリアタイヤが150になった事。国産車とは比べ物にならない痩せ細った後輪がやるせない…。180くらいでバランスがとれると思います。それから、あまりに出し惜しみしているエンジン性能。引きずり出せば相当なパワーとトルクを隠し持っているくせに、チューンしなければ決して21世紀のエンジンとは言えない状態(だと思います)。
何も気負わず跨ってみて下さい。歴史ある乗り物ですが、オーナーを大きく見せる道具でもなければ、国産より優れたバイクというわけでもありません。色々な楽しみ方があります。色々なオーナーがいます。自分にあう接し方の出来るモデルを選んで、長く付き合って下さい。そのうちハーレー乗り同志、すれ違う路のどこかで、手を挙げて挨拶でもしましょう。
FLHR (ロードキング)
積載能力とデザインのバランス。子供を連れてのツーリングには適度に快適なのでは。妻に贈りたいとも考えています。
実は明日納車なんですが、エヴォの90周年モデル『FXDWG』にも乗ってましたんで、書いちゃいます(^^ゞ。
なんてったって100周年ツートーンのスターリングシルバーは最高! トラディショナルな2本サスと70年代を彷彿とさせるエイプハンガーバー。横から見ても斜めから見ても前から見ても見飽きない。ダイナ系はその、生き物のようなユサユサ(振動)が堪らない。しかも高速では収束する「おぼっちゃまくん!」がまたいい。今や「らしさ」を演出しているのはツアラー系及びダイナ系だと思う。エヴォから乗り換えても違和感なしでありながらも、絶対高性能! ポジションも言うこと無し!
最低地上高がエヴォより低くなったこと。ステップや、フレームの一部を擦り易い。
HDのエンジンはツインカムになったとは言え、基本設計は化石のごとし!まぁ、「ゆっくり行くべぇや!」と言う向きには、こんな素晴らしいバイクはないと思います。
FLHRS (ロードキング・カスタム)
FLHRは7台乗りましたが、今度のSはコンパクトで乗り易く、それでいて傍から見たらドッシリ感もあって「一粒で二度美味しい!」から。
映画『EASY-RIDER』が最初の衝撃だった僕にとっては「アメリカン=あの形」と焼き付いてました。ソフテイルとも最後まで迷ってたんですけど、両者に跨った瞬間にラバーマウントのあの鼓動に一発で虜になりました。「シルエットはイジれても心臓は変えられない」と言う助言もあり、今では日々満足してます! 足を放り出してカナリ周りを威圧して走れるのがたまらなく、ガラスに写った自分のライディングスタイル見てはニヤけてます。今後はちょこちょこイジっていって、幼き頃思い描いていた理想の姿にコイツを染めていきます。
先にもありましたが、カスタムパーツが限定されてるのが痛いっ!
あとは特に無いけどリアサスはサドルバッグをつけるときに邪魔…。
ソフテイルのスタイルとダイナのドコドコ感で迷ってる方にはWGをホントお奨めします! また、TCも発売されてから4~5年経ったけど、やっぱ初めはショベルやエボよりTCでしょ? 手間隙掛かって仕方ないけど、それでも欲しけりゃ買い換えればいいんじゃないですか? あと盗難にはくれぐれも注意して下さい! カスタムにばかり気が行っちゃいますが、盗難対策万全にしてからにしましょう(経験者談)。
ツアラー系
やっぱ老若男女一見して「ハーレーだ!」って判るのはヤッパこれでしょ!?
家族も乗せて遠出してもタルくなさそうだし。
「ふるえるエンジン」これがなければ買おうと思わなかった。
アップハンにフォアコンは必須。ローライダーは窮屈だったからヤメタ。
パーツを探していても、「WGは除く」というのが結構ある。あとは回りすぎるツインカムエンジン。如何に回らずに下を太らせるかが課題。こまかい不満はカスタムで解決できるので、いろいろ考えるのが逆に楽しみでもある。
勢いで買うと後悔する。一通り情報収集した後で買うモデルを選ぶのが吉。ツインカム買ったあとでエボやショベルが欲しくなる。逆もまた然り。ディーラーだけ行ってツインカム買うのは止めれ。
FLHR (ロードキング/EVOLUTION)
結局、もっとデカイのに乗りたくなった。ツインカムは回りすぎて面白みに欠ける。
アイドリング時のドッコンドッコンくる振動が気持ちイイ。高いハンドルバーにフォワードコントロールでエラそうに乗れる。ダイナで唯一、スイッチがタンクオン! 私はハーレーといえば、タンク上のスイッチをイメージしていたので、「タンク上のスイッチ、鼓動がいっぱい、壊れない、かっこいい」という条件ではこのワイドグライドがぴったり。
フォワードコントロールは、ちょっと遠すぎる。シートをワンオフで注文してやっと落ち着いた。リアのサスは剥き出しで格好いいのだが、サドルバッグがぴったり収まらなくて困ることもある。また、ハーレーはすべてかもしれないが、山道などでは結構擦る。ステップとマフラーの傷…もうあきらめてます(マフラーは擦らない2in2のテーパード系のものを検討中)。
確かにツインカムの乗り味はスイスイという感じで昔のハーレーのような機械っぽさはないのでしょうが、私個人としては素晴らしいと思います。まあ、どちらにせよ「買い」でしょう。私は本気でずっと乗りつづけるつもりです。
FXB (スタージス)
雑誌かなにかで見たのですが、ほんとため息がでるくらいにいい。
昔からいつかは欲しかったので、ようやく願いがかないました。
ぶるんぶるん揺れるエンジン!
リジットフレームじゃないところ。
(ラバーマウントかリジットフレームで最後まで悩んだ結果、ラバーマウントを選びました。これでリジットフレームなら文句なし!)
トリプル、フォーク延長、給排気系、シート等
しばらく乗っていると手がしびれます。そんなところと揺れるエンジンに自分はもっとしびれました。いいですよ。パーツは少ないけど・・・
ずーっと乗りたかったのですが最後はもう勢いですね!
最近はETCがたまらなく良いです。たまらなく便利です。ゲートが開くのがおもしろいです。
諸事情によりシートと合ってないシッシーバーをつけておかないとダメなところ。
HSR、K&Hのシート、ブラスマフラー、1インチローダウン、スカイハイバーと、とくに目新しいトコはないですけど「One's Worker」のサドルバッグがいっぱい入るので気に入ってます。
生きる意欲が湧いてきますよw