●車体のコンパクトさ、スリムさ
●50年前から大きく変わらない、シンプルな車体構成
●OHVエンヂンの乗り味の気持ち良さ、鼓動感、音
●ゆっくり走っても気持ちよく、速く走ろうと回しても気持ちいい
●伝統ある排気量
●シリーズ中最もシンプルでカスタムしやすい
●遅い。というか、エンヂンの回転上昇がもっさりしている
●車体が小さいわりには重い
●オイルタンクの蓋が熱くなる
●前のモデルに比べ、タンクが大きくなってしまっている
●リアタイヤのホイールサイズが16インチな所
●ノーマルのキャブセッティングが薄すぎる
XLH883は微妙な所にいるバイクだと思います。バイクに乗らない方の思う「いわゆるハーレー」というのとはかけ離れているし、スポーツスターという名前なのに、883ccは遅い。でもこの車体にたまらなくカッコヨサを感じる方や速度ではない「モーターサイクルでスポーツする」という事に楽しみを見出す方には最高のバイクだと思います。「ビッグツインは高いから」とか「ハーレー入門用に」と購入したりすると直ぐに飽きてしまうかも知れないので、試乗したり、キチンと考えられたりしたほうがいいかなぁと思います。逆に初めはそのつもりで買ったのにスポーツスターの魅力にどっぷり取り付かれてしまうというのもアリですが(笑。
1959年式 XLCH
フェンダーといいアップマフラーといい、スポーツスターの原点でもあり、目標とするスタイルでもあるので。