戦後アメリカが最も楽しそうだった時代の空気。
積み木を組み上げたような解りやすい構造の中にも改良を重ねて来た技術者の足跡が見え声が聞こえて来るよう。戦闘機や戦車もきっと同じ匂いがしているに違いないと想像できるのが男子には堪らない魅力。
前オーナーの意向でカスタムショップが苦労の末に取り付けたセルスターター。
来週も来月も快調に走るとは限らないところ。
明日の集合時間に必ず、とお約束できないところ。
上の2つは不満じゃなく魅力なのだが、最悪の場合愛車を置いてバスや電車で帰宅する覚悟も必要なこと。
同じ物は無いので盗難などの心配が尽きないこと。
最新モデルグループと一緒にツーリングできない…。
輸入時期は80年代なので、何年式?と聞かれると辛いWLA風。
合法改造車なので車体番号欄にはアメリカ◯州交通局という名称…泣。
とにかくハーレーは増え過ぎなので滅多な事では個性を主張できません、目立つには旧車ですよ。
構造がシンプルだと純正部品が無くても、ホームセンターにある機械部品でも使えるんです。
寿命とか買い替えとか最新技術の呪縛から解放されたいのなら旧車もどうでしょう。
確実にエンジンが掛かって高速で快適なFLHX。