幼少の頃、某バイク雑誌で見た”男”カワサキＺ II に憧れていました。ちょこんと上がったテールカウル。リアサスがきちんと見える2本サス。前後スポークホイール。ジャジャ馬に見えつつも、優美なボディーラインが最高に格好良く子供心に記憶していました。年を重ね、たまたま見たカタログでワイドグライドを発見。”バイクの格好良さ”、”造形美”、”男らしさ”を子供の時以来に感じてしまったのです。
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さらに、イベントで試乗した時に感じたエンジンの鼓動。イメージと実際に乗った時の印象がピッタリ合い、「これだ！！」と感じて購入を決めました。しかも、2004年モデルのダイナ系でタンク上にイグニッションがあるのもワイドグライドだけですし、フレアパターンのタンクデザインも最高。やはり、ハーレーの醍醐味はこれですよ！ タンクにマウントされたイグニッションを回しスタータースイッチを押す！ これがハーレーのステイタスです！ ソフテイル系やツーリング系、更に他のダイナ系には無いハーレーの楽しさがワイドグライドには詰まっていますよ。
第一は、ハーレー全体に言える盗難に対するセキュリティーですね。
次に、何で人気ないのですかね？ ワイドグライド…以前、バージンハーレーで見た、国内輸入台数ランキングでワースト3位だったと記憶しています…今年で購入して4年目ですが、それが唯一の不満です。確かに、アフターパーツではワイドグライドを除くは多いし、フォアコンも遠いです。また、リアサスの影響で、カミさんに買ってもらった某有名メーカーのサドルバッグは数ヶ月で変形。正直、カスタムメインで乗る方はローライダーやソフテイル系の方がパーツが多くてが良いでしょう。
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自分はツーリングやキャンプ、ワインディングなどを走るのが好きなのでローダウンやポジション変更は全く行ってませんが、日本人平均身長より小さい168cmの身長でも雑誌で書いてあるような乗りにくさは全く無いですよ。それに、インターバル空けて乗ったときに、「アレ？」って違和感がある方が自分には合います。その方が無茶な運転しませんからね。そのちょっと感じる不満感が、逆に乗りこなしてやる！ という気持ちにつながって、自分のバイクがさらに楽しくなるんです。不満も満足になってしまうんです。不思議なバイクですよね。
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所詮輸入車。日本人体系に合ったバイクでは無いので乗りにくくて当たり前。重たくて取り扱いも不便ですが、それを楽しみに変えてくれる本当のバイクがワイドグライドです。
元来、私は国産やドゥカティ等のレーサー系のバイクが好きでした。しかし、当時の彼女（今の奥様です）が付き合いはじめた頃に大型免許チャレンジ。さらにファットボーイを購入したことから、自分もハーレーに興味持ちはじめました。是非ハーレーに触れ、跨ってみてください。ただ、”カッコいい”ってだけでなく、運転している姿が”ちょいナル←シスト（ちょいワルでは無く）”で、想像出来たら買う価値はあると思います。
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かくいう自分も、ショップでハーレーに跨り、そしてイベントで試乗したことで、気分は”結構イケてるんじゃない？”っていう自己満足から虜になりました。ハーレーベテラン組で格好良いこと言っている人も多いと思うんですが、きっかけはそんな物だと思うんです。不思議な魅力をハーレーは持っています。是非、好きなハーレーを見つけてください！
ショベルのFXDW
原点回帰ですかね！
