ラバーマウントと、2本出しのリヤ・サス。これはダイナ系を選んだ理由。幅広のフォークとファットボブフェンダーでワイドグライドを選択。塗装はバフで荒々しく削り落し、スタイルはドラッグ系に。形も乗り味も満足しています。余談ですが、いつもピリニオンパッドの上に座って同じ景色を見て、同じ音と同じ振動を感じていた少女がいました。もし違うバイクだったなら、彼女は後ろに乗らなかったそうです。私はこの単車のおかげで18歳の妻を娶りました。
翌年のモデルからリアタイヤが150になった事。国産車とは比べ物にならない痩せ細った後輪がやるせない…。180くらいでバランスがとれると思います。それから、あまりに出し惜しみしているエンジン性能。引きずり出せば相当なパワーとトルクを隠し持っているくせに、チューンしなければ決して21世紀のエンジンとは言えない状態(だと思います)。
何も気負わず跨ってみて下さい。歴史ある乗り物ですが、オーナーを大きく見せる道具でもなければ、国産より優れたバイクというわけでもありません。色々な楽しみ方があります。色々なオーナーがいます。自分にあう接し方の出来るモデルを選んで、長く付き合って下さい。そのうちハーレー乗り同志、すれ違う路のどこかで、手を挙げて挨拶でもしましょう。
FLHR (ロードキング)
積載能力とデザインのバランス。子供を連れてのツーリングには適度に快適なのでは。妻に贈りたいとも考えています。