2024年4月14日(日)、「JOINTS CUSTOM BIKE SHOW 2024(ジョインツカスタムバイクショー2024)」がポートメッセなごや(名古屋市国際展示場)で開催された。アフターコロナの第一回目となる昨年に引き続き、今年も大盛況で公式発表によると1万人の来場者を動員! バイクメインのカスタムショーとしては国内最大規模と言える。
さらにジョインツの魅力はイベント会場のすぐ隣に来場者用のバイク駐車場が用意されている点で、今年は3,500台ものバイクが駐車された。つまりジョインツ来場者の1/3以上がバイクで会場を訪れている計算となる。昨今のイベントではバイク駐車場が騒音などの問題で少し離れた場所に用意されたり、またバイクでの来場禁止となるケースもある。そのような意味で考えてもジョインツは非常に貴重なカスタムショーと言える。
イベント当日は絶好の天気で、朝9:30の開場を待つ1,000人に迫るオーディエンスがエントランス前に長蛇の列をなしていた。今年のジョインツは四輪カスタムの展示にも力を入れ、さらにパワーアップ! 昨年のレポートでも少しお伝えしたが、新車、高年式モデルをベースに製作されたカスタムにフィーチャーした「JOINTS NEXT」のエリアも用意された。それではイベントも模様を写真を交えて詳しくお伝えしよう!
エントランス前から会場の外まで、1,000人に迫るオーディエンスが長蛇の列をなしていた!この凄まじいパワーたるや!!
朝9:30、いよいよゲートオープン! ジョインツ2024のはじまりだ!
三重県松坂市から参加のサニーサイドガレージが手掛けたミルウォーキーエイトカスタム。なんとベースモデルはストリートボブであるが、その面影はエンジン&ミッションのみ!各部をハイエンドパーツで固めたロードゴーイングレーサーである!ペイントはシェイキンが担当。
同じくサニーサイドガレージが持ち込んだミルウォーキーエイトカスタム。カスタムペイントはこちらもシェイキンの仕事。オリジナルスイングアームにチタンマフラー、なんとカーボンホイールまで!
フェイテックが製作したショベルカスタム。同店のメタルワークが冴え渡る1台であるが、ポイントはワイドグライドフォークで全体のバランス取りが行われている点だ。
PRIDE ROCK MCが持ち込んだアーリーショベルチョッパー。天を衝くスカイハイバーにアップスイープマフラー、シッシーバーで無二のフォルムを構築。
スプリットロッカーのアーリーショベルカスタムを手掛けたのはお馴染みのREVOLT。ストレッチされたフロントフォークにより、やや後ろ下がりのスタイリングとしている。
WHEELERSが製作したショベルチョッパー。ストレッチされたフロントフォークにモールディングフレーム、ハーマウントされたスポーツスタータンク、コブラシートなど見所満載!
FEWが手掛けたアーリーショベル。隙のない仕上がりはさすが同店作。タンクのカスタムペイントも程よいオールド感で抜群!
メタル感を全面に押し出したアーリーショベルカスタム。メッキフレームにシャンパンゴールドの外装で非常にクリーンな印象のマシンに仕上げられている。
車坂下は2台のカスタムマシンを持ち込んだ。ソリッドなマットブラックのショベルチョッパーと、クロームのエクステリアがポイントとなるパンヘッドカスタム。
鹿児島県のRALLY CYCLEが手掛けたEVOスポーツカスタム。ハイトを抑えたスポーツスタータンクにTTシートカウルで往年のスタイルを再現!
HONDA WING STEP16が手掛けたショベルスポーツカスタム。ボルトオンハードテイルで徹底的にローダウンが施されている。マットテイストのカスタムペイントもいい雰囲気である。
台湾で開催されたカスタムショー「SPEED & CRAFTS」で優勝したカワサキのW800カスタム。製作は同じく台湾のショップ、2LOUD CUSTOM。
スクエアな外装が特徴的なEVOスポーツカスタム。手掛けたのはCREEK MC。マットホワイトのカラーリングも秀逸だ。
ENDO AUTO SERVICEは6台ものカスタムマシンを持ち込んだ。ビンテージテイスト溢れるカスタム群である。
ハイエンドカスタムの雄、トライジャが手掛けたTCカスタム。もはや説明不要、怒涛のハイエンドマシンだ!
エッジが効いたエステリアが特徴的なこちらのマシン。ベースはなんとハーレー初のアドベンチャーモデル、パンアメリカ1250S。この発想の転換には脱帽の思いである。
クローム&ポリッシュでクリーンに仕上げられたGRATIAのEVOカスタム。ポイントはストレッチされたステムとマフラーエンドの形状である。
ラックMCの新作EVOカスタム。スーパータイトなこのスタイリングは、もはやラックMCの専売特許とも言える。 各部の作り込みも抜かりなし!
BARN FINDが持ち込んだショベルカスタム。このコンパクトなフォルムはとてもビッグツインには見えない。フレームから外装、シートに到るまでソリッドなホワイトで統一。
2台のカスタムマシンを持ち込んだバドロータス。アイアンとショベルのチョッパーであるが、どちらもオーセンティックなスタイリングが与えられている。
東京から参加のセレクテッドは2台のツアラーを展示。パーツチョイスからカスタムペイントまで徹底的にこだわり抜いた2台である。
カスタムショーの華である女性コンパニオンがポーズを決めれば、瞬く間に人集りが!
こちらは会場すぐ隣に用意された来場者用のバイク駐車場。当日は絶好の天気で3,500台ものバイクが集まった。
ペインターブースも大人気!お馴染みシェイキンにM&K CUSTOM SIGNS、LOU PEACE DESIGN、KEN THE FLATTOPもブースを出展。
今年もジョインツオフィシャルTEEは大人気! 販売カウンター前は常に長蛇の列が絶えることはなかった。
ジョインツ初出展となるTOKYO INDIANSのブースも限定販売品を求めて長蛇の列が!もちろんメンバーは愛機のインディアンで自走で参加!
ラングリッツ・レザーズ創業75周年を記念したバイカームービー「THE PASSENGER」の上映会が開催された。
ここからはベンダーブースをご紹介。鎌倉から愛機のアーリーで自走で参加したシャフトブースでは新作のウォレットチェーンがお披露目!地元名古屋のViSEにHARDLY-DRAIVEBLEもブースを出展。
バイカー御用達のジャックサンズ、レザーサドルシートで名を馳せるジャンクモーター、ムーンアイズ、オーシャンビートルもジョインツに出展。
今年のジョインツは四輪カスタムにも注力。名古屋のホットロッドシーンは熱い!
会場内には多くの四輪カスタムが展示された。ホットロッドにローライダーなど、そのジャンルは多彩!
昨年に続いて HAVE FUN!!もブースを出展。一過性のブームなどではなく、フラットトラックシーンは日本でも根付きつつある!
キャバレロ スクランブラー500ベースのICE BLUE。HAVE FUN!!のアイコン的マシンである。
BUDDY CCが手掛けたモデルKトラッカー。レーサーの美が細部に宿っている。
CHIPが持ち込んだSX250トラッカー。2スト単気筒のレアなマシンであるが、フラットトラックでガンガン攻める!
仙台から参加のコズミックは6台ものフリスコチョッパーを持ち込んだ。まさにコズミックスタイル全開のマシン群である。
「JOINTS NEXT」エリアに用意されたFXR専用ブース「FXR FOREVER」。FXRベースの至極のカスタムマシンが数多く展示された。
カスタムワークスZONもジョインツに出展。こちらはショベルベースのシンプルなチョッパーである。ストレッチされたフロントフォークとハイライザーバーによる美しいスタイリングに注目。
BMWのR18Bをベースに古のランドスピードレーサーをイメージしてZONが製作した「ground 0」。アルミワンオフのエクステリアに絶句!
チェリーズカンパニーが手掛けたBMW R nineTのコンプリートカスタム。今から10年前のR nineTカスタムプロジェクトで披露されたマシンであるが、その魅力は決して色褪せない。時を超えるマシンである。