ハーレーメカニックとセースルスタッフの
地位向上を目的に開催
2023年12月12日(火)、HDU Japan(ハーレーダビッドソンユニバーシティジャパン)にて、2023 MTOYA (マスターテクニシャンオブザイヤー)と、CXコンペティションのグランドファイナルが開催された。
昨年、日本で初めて行われたMTOYAは、今年で2回目の開催となる技術コンペティションで、300名近くいる全国のハーレー正規販売店のメカニックの最高峰、マスターテクニシャン68名の頂点を決定するコンテストとなっている。今年は53名のマスターテクニシャンがエントリーを果たし、上位3名がグランドファイナルに進出。その選考は、毎月HDU(ハーレーダビッドソンユニバーシティ)からの課題(トレーニング)を期限内に終了し、2つのミッションをクリアしたマスターテクニシャンが、ナレッジアセスメント(知識テスト)を受け、グランドファイナル出場者が決定された。
グランドファイナルの技能審査は、機械的、電気的な作業から精密な測定、診断トラブルシューティング、プロフェッショナリズムに至るまで、幅広い業務を網羅したものになっている。
一方、日本初開催となるCXコンペティションはモーターサイクルセールス部門スタッフを対象としたコンテストで、全国で200名近いセールス専属スタッフの中から100名に迫るエントリーが集まり、毎月HDUから出題される課題(トレーニング)を期限内に終了し、2つのミッションをクリアした営業スタッフの中から上位3名が選出され、今回のファイナルステージで営業能力が競われた。それでは、ここからは今回のコンテストの模様を詳しくお伝えしよう!
2023年12月12日(火)、昭島市のハーレーダビッドソンユニバーシティジャパンにて2023 MTOYAと、CXコンペティションのグランドファイナルが開催された。
朝8時30分からのブリーフィング後、2023 MTOYAのファイナリスト3名による最終選考会がスタート。
今回のファイナリストをここでご紹介。こちらは昨年のディフェンディングチャンピオン、ハーレーダビッドソン北九州の嶋崎 智さん。
こちらはハーレーダビッドソン京都/洛西の美谷島 洋途さん。MTOYAの最終選考会へは今回が初参加。
ラストは昨年3位を獲得したハーレーダビッドソン東久留米の志儀 竜太さん。
午前中3時間にも及ぶ選考会のあと、お待ちかねのランチタイム。しかし30分しか時間がないので皆さん大急ぎ!
ハーレーダビッドソン京都/洛西の美谷島さん、お味はいかがでしょうか?
こちらが今回用意されたお弁当。第1回目の昨年より、グレードアップ!
12時30分より午後の選考会がスタート。3時間半にも及ぶ長丁場!
こちらは午前中に開催されたCXコンペティション最終選考会の模様。スポーツスターSを販売対象にして接客のプレゼンテーション形式で競われた。
すべてのプログラムが終了し、16時30分より表彰式が行われた。HDAP(ハーレーダビッドソンアジアパシフィック)から今回のコンテストのために駆けつけたディーラーディベロップメント トレーニングマネージャーのAlicia Dimitrovaさんの挨拶からスタート。
まずはCXコンテストの表彰式から行われた。総括はHDUのセールス系トレーナー、磯崎 芳雅さんから。
CXコンテスト第3位は、 ハーレーダビッドソン長崎の高月 忍さんが獲得!コメントでは準備不足を反省しておられる様子であった。
第2位は、ハーレーダビッドソン福井の若林 諒太さんが受賞。曰く「貴重な経験をさせていただいたことへの感謝と、この経験を今後生かしていきます」とのこと。
そしてCXコンテストの優勝はハーレーダビッドソン博多の赤塚 大輔さん。日本一のセールススタッフの称号獲得、おめでとうございます! 曰く「若い方々にも今後は頑張っていただきたいです!」
CXコンテストのファイナリストと関係スタッフで記念撮影。皆さまお疲れ様でした。
続いてMTOYAの表彰式がスタート。審査員を務めるHDUの根本 竜成さんから、今回の総括が語られた。
ここでテクニシャンオブザイヤーアワード2023を獲得したハーレーダビッドソン山口の藤津 光さんの表彰式も行われた。おめでとうございます!
そしてMTOYAの第3位は、ハーレーダビッドソン東久留米の志儀 竜太さん。曰く「今回も3位で完敗です。原点に戻り、来年こそは順位を上げられるよう頑張ります!」
第2位は、ハーレーダビッドソン京都/洛西の美谷島 洋途さん。曰く「ここに参加できたことが誇らしいです。明日からまた勉強をし直します!」
そして見事、日本一のハーレーメカニックの称号を獲得したのは、二連覇となるハーレーダビッドソン北九州の嶋崎 智さん。おめでとうございます!曰く「正直ほっとしています。昨年の失敗を今回は生かせたのが勝因だと思います。でも反省するべき点も多かったので、また来年も頑張りたいと思います!」
MTOYAのファイナリストで記念撮影。皆さま、長丁場のコンテスト、本当にお疲れ様でした。
コンテストの締めはハーレーダビッドソンジャパンの野田社長。曰く「メカニックもセールスも我々のサービスの根幹をなす仕事だと言えます。それぞれの順位は決定しましたが、ここに参加したこと自体に大きな意味があるんだと思います」