今期のベストオブチョッパーはCWZのロケット3Rが獲得!
2022年8月21日(日)に新型コロナウイルスの感染予防対策を徹底し、神戸で開催された「第17回ニューオーダーチョッパーショー2022」。全国から集まったカスタムマシンは過去最高の台数を記録し、大盛況のうちに幕を閉じた。
今回のレポート第二弾では、ビルダーズチョイスにより選び出されたベストオブチョッパーを発表! 今期より採点方法が見直され、より詳細な審査が参加ビルダーにより行われた。さらにショーのメインコンテンツであるアートショー「BARBARIAN CIRCUS」で行われるアートピースのオークションの模様に加え、イベント名物になっている上条早樹による「ROPE ART SHOW」も紹介しよう。それでは以下の写真をじっくりとご覧ください!
まずは会場に展示されたカスタムマシンからご紹介。こちらはクラブスタイルのマシンを数多く持ち込んだRTB MCのブース。そのすべてが快速クルーザーである。
EVOダイナをベースに京都の105 CYCLE SERVICEが製作したこちらのチョッパー。ブラックを基調にソリッドに仕上げられている。
名古屋のSHAWNSが手掛けたEVOスポーツカスタム。上方に取付けられたヘッドライトにロングタンク、ショートタイプのシートカウル、カチ上げられたマフラーが個性的なマシンである。
WHALE & Co. のブースには3台のチョッパーが展示された。製作はHOT SPICE CUSTOMSが担当している。
怒涛のバガーを大量に持ち込んだアイアンパドック。フロントタイヤは驚愕の32インチ!こうしてバガーが並ぶと壮観である。
山口県のGarage Style 083は2台のチョッパーを展示。2台ともオーセンティックなマシンであるが、カスタムペイントやスタイリングのバランスが秀逸。
高年式モデルのチューニングを得意とするIBIZA moto factoryは4台のパフォーマンスカスタムを持ち込んだ。ダークテイストの都会的なマシンである。
愛媛県のKnoll MCが製作したEVOスポーツカスタム。スポーツスターの持ち味を前面に押し出したトラッカーテイストにフィニッシュ!
地元兵庫県のSWINGが手掛けたアイアンチョッパー。ボルトオンハードテイルが取り付けられたシャシーをベースに各部のバランス取りに徹底的にこだわった稀有なアイアンである。淡いカラーリングも見どころである。
Fourが持ち込んだナックルカスタム。オーソドックスなスタイルであるが、金属の質感とディテイルの徹底した作り込みで無二のマシンに仕上げられている。
マットなベースカラーにグロスのブルーをあしらったカスタムペイント。タンクキャップにも注目だ。ヘッドライト、フォークのスプリング、ハンドルバー、グリップ、ブレーキレバーなど一切の妥協なく作り込まれている。シートベースを介して装着されたソリッドなダブルシート。スロットが配されたプライマリーカバーもシンプルながら見応えがある。
会場の裏には飲食店ブースが用意された。アメリカンフードにドリンク、もちろん電車での来場にはアルコールも販売された。
今期ニューオーダーのチョッパーガールをシューティング!
こちらはカスタムショーではお馴染みの蓮妃クイーン。跨っているSRチョッパーは彼女の愛機で、2%erが手掛けたマシンである。
ここでベンダーブースをご紹介。オフィシャルイベントTEEの販売ブースは大盛況。ムーンアイズにSIXHELMETS、アトリエチェリーもブースを出展。
地元神戸のガムアママレザーズ、バイカーアパレル専科のモトブルーズ、ヘルメットが大人気のオーシャンビートル、同じく地元神戸のNo name!のブース。
ここからはショーの目玉コンテンツ「BARBARIAN CIRCUS」ブースを紹介しよう。
こちらがBARBARIAN CIRCUSのブース。全国から我が国屈指のピンストライパーやペインター、アーティストがここ神戸に集結!
いつも大人気のBARBARIAN CIRCUSのオフィシャルイベントTEE。お土産にもぜひ!
お馴染みのシェイキンブースでは愛機のデュオチョッパーを展示。M&K Custom Sign、KnuckleもBARBARIAN CIRCUSに参加。
GRIMB KRAZY PAINTING、モンスターファーム、LOWHIDE、POTS DESIGNもブースを出展。
そしてこちらが参加アーティストが作成したオークションに出品されるアートピース。
14時からはじまったBARBARIAN CIRCUSのオークション。チョッパーガールがアートピースを掲げ、オークション参加者がどんどん入札し、金額が上がっていく。
アーティストが作成した渾身のアートピース。もちろん世界でただひとつのオリジナル!
ご覧のようにオークションは毎回大人気! このオークションを目当てにショーに参加している来場者も多い。
見事落札、おめでとうございます!
ここで、お待ちかねのビルダーズチョイスにより選び出されたベストオブチョッパーを発表!優勝はCWZが手掛けたトライアンフのロケット3Rカスタム、2位はハマンズが製作したショベルチョッパー、3位はグリーンMCのナックルカスタムが獲得!
今期ニューオーダーのナンバーワンカスタム、CWZのロケット3Rカスタム。本国イギリスのトライアンフモーターサイクルズからのオファーがきっかけで製作されたCWZならではのメタルワークが冴え渡るスペシャルマシン。
今回はあえてエクステリアとシートのみのモデイファイで勝負。アルミ叩き出しのフロントカウル部にはブラスのアクセントを配置。タンクカバーにもブラスのアクセントを配置し、シート、リアフェンダーへとそのブラスのラインは続いている。
2位を獲得したハマンズのショベルチョッパー。これぞ、ニューオーダーチョッパーショー!と言わんばかりの車両である。同店が得意とする60’sスタイルのスペシャルワン! 非の打ち所がないスタイリングである。
3位はグリーンMCのナックルカスタムが獲得。分割タイプの変則的なコフィンタンク、絞り込まれたハンドルバーからディガーとも呼べるスタイリングを構築している。マフラーはなんと4本出し!
そしてショーのオーラスは上条早樹によるROPE ART SHOWで今期のニューオーダーチョッパーショーは締め括られた。
神戸ニューオーダーチョッパーショー2022 最速レポート #01 を見る>>