ヒーローとはつまり
バイクに乗るものなのだ
ビンテージハーレーの殿堂、センバモータースが所有する1976年式XLH。特別なマニアでなくとも、このド派手な星条旗カラーに見覚えのあるハーレー乗りは多いことだろう。そう、アメリカが生んだ稀代のスタントマン、Evel Knievelが主演を務めた1977年公開の映画「VIVA KNIEVEL!」で実際に使用された現車である。
そんな希少な車両が代官山 蔦屋書店のクルマ・バイクコーナーに展示された。取材当日は生憎の雨模様であったが、光を遮るしっとりとした雨空と星条旗カラーを纏ったアイアンとの対比もまた悪くない。それにしても、この問答無用の存在感たるや……。スーパーヒーローを思わせるこのカラースキームは、数々のスタントの歴史を塗り替えてきたリアルヒーローであるEvel Knievelを象徴するものだと言える。ヒーローとはつまり、バイクに乗るものなのだ。
バイク関連のイベントを積極的に開催している代官山 蔦屋書店。今回はEvel Knievelのアイアンをクルマ・バイクコーナーに展示。
店外からもアイアンをガラス越しに見ることができる。雨の雰囲気も悪くない。
取材中もこのアイアンをスマホで撮影する方が多かった。
ゴールドリーフのH-Dロゴを配した星条旗カラーのフューエルタンク。
タンクの上面には、これからスタントで飛び越えるであろう10台以上並べられたトラックとEvel Knievel&アイアンのイラストが描かれている。下には100ドル札が!
シートカウルももちろん星条旗カラー!
ルーカステールにナンバーはEVEL K!!
ストックスタイルが維持されたショベルスポーツユニット。
リアホイールにはHリムを採用。
フロントブレーキはアイアンのSTD。
「VIVA KNIEVEL!」のポスターも展示された。
「VIVA KNIEVEL!」のポストカード。裏面は今年で創業75周年を迎えたセンバモータースのプローモーションに使用。
センバモータースのインスタグラムも要チェック!