2021年6月16(水)、東京・代官山のGAIEDEで「WESCO JAPAN OPEN HOUSE 2021」が開催された。ワンデーでの開催とあって、全国からウエスコディーラーが訪れ、会場は終始活気に溢れていた。
今回の目玉は、ウエスコジャパン限定モデルとして幾度となくコラボレーションブーツをリリースしてきたLYNCH SILVERSMITHが製作した新作のオリジナルバックル「LYNCH SILVER BUCKLES」の発表である。生命の躍動感を表現したというオリジナルバックルはダブルピン仕様となり、重量感のある仕上がりを誇っている。過去のWESCOxLYNCHモデルでは、そのモデルごとにオリジナルバックルが採用されていたが、今回はバックル単体でのリリースとなり、ボスをはじめバックルが取り付けられた全モデルのカスタムメニューとして対応が可能。これは非常に嬉しいニュースである。
さらに2021年のウエスコジャパン限定モデルとして「HORSEHIDE CHUKKA」と「HORSEHIDE ROMEO」がリリースされた。特徴的なレザーにはイタリア製のバケッタレザーが採用され、しっとしとした手触りと、6ozという厚みから、履き込んだ後の経年変化が楽しみなモデルに仕上げられている。さらにさらに、日本限定レザーとして「BLACK DOUBLE SHOT LEATHER」も発表された。ハーレーのお膝元であるミルウォーキーに拠点を構えるSEIDEL社が製作したレザーで、6oz厚、クロム鞣しの牛革となっており、レザー表面のみブラックで仕上げた、いわゆる「茶芯」レザーなので、その経年変化も非常に楽しみなニューレザーである。
その他、ウエスコのコラボモデルを手がけるニッティングカンパニー「DEHEN」のアイテムに、レザーやワックスキャンバスを使用した商品を手掛ける「SHIP JOHN」のアイテムも数多く展示された。それでは、この展示会の模様を詳しくお伝えしよう。