2019年4月21日(日)に、毎年恒例のポートメッセ名古屋で国内最大級のバイクカスタムショー「ジョインツ カスタムバイクショー 2019」が開催された。ショー当日は初夏を思わせる絶好のイベント日和となり、多くの来場者が会場に詰めかけた。朝10時オープンにも関わらず、9時前には何百人という入場待ちの来場者が、おそらく過去最高ではなかと思われる長蛇の列をなしていた。お待ちかねのゲートオープン後も会場内は歩くのもままならないほど来場者が詰めかけ大盛況。メインのカスタムマシン展示スペースはもちろんのこと、べンダーブースも人、人、人!それでは早速、白熱したジョインツのレポートをご覧いただこう。
ショー前日の搬入日、まだ会場はご覧のようにトラック数台が止められているのみで静けさに包まれている。
夕方ごろには続々とバイクが搬入されてきた。ブースの設営後は展示車両の磨き込みだ。
ショー当日、ゲートオープン前にも関わらず来場者が長蛇の列をなしていた。おそらく過去最高なのでは!?
朝10時にゲートオープン! いよいよジョインツ2109のスタートだ。
ストゥープMCが手がけたEVOチョッパー。ストレッチされたフロントフォークによるやや後ろ下がりのスタイリングが絶妙。タイトなハンドルバーとミッドハイステップが作り出すポジションも考え抜かれたものである。
MAD LOUTが持ち込んだ2台のカスタムは、まるでメーカーメイドのような高い完成度を誇っている。ビューエルベースのオフロードマシンにXR1200ベースのカフェレーサーの、この出来栄えたるや!
XR1200ベースの2台のレーサーを展示したジョイライド。現行ラインナップからはカタログ落ちしてしまったXR1200であるが、手を入れれば入れるだけそのパフォーマンスはアップするという。XRの名は伊達じゃない!
モーターガレージグッズのデモカスタム。EVOスポーツをベースにコンパクトなボバーに仕上げられている。
6台ものマシンを持ち込んだ遠藤オートサービス。ロングフォークチョッパーからグースネックのマシンまでその守備範囲は広い。
こちらは45ディグリーズのデモカスタム。同店ならではと言える徹底的に走りにこだわったハイエンドバーツで武装。まさに機能美溢れるマシンである。
京都のホットチョップが手がけたショベルカスタム。純正の4速フレームをベースに定番のパーツチョイスでホットチョップらしいスタイルにフィニッシュ!
もう一台、ホットチョップが持ち込んだ、アイアン二機掛けのドラッグレーサー。V.D.A.2019 ラウンド1のアンリミテッドクラスで見事2位を獲得したリアルレーサーだ。
こちらはチェリーズカンパニー作のアイアンチョッパー。もともとコンパクトなマシンであるが、やや後方にマウントされたフューエルタンクによる視覚的もあり、さらにタイトな印象を受ける。サラリとした仕上がりであるが、やはりそこはチェリーズ、一筋縄ではいかないマシンである。
ジーンチョッパーズはナックルヘッドとパンヘッドという2台のチョッパーを展示。ジーンらしいスタイルのマシンである。
インディアンオレンジが手がけたショベルカスタム。このままドラッグストリップに持ち込んでも全く違和感がないほどレーシーなマシンだ。
タンクに埋め込まれた各種メーターにビキニカウル、リアサスペンションにはステアリングダンパーを装着、シートカウルにはイグニッションが仕込まれている。
バッドランドが手がけた2台のハイエンドカスタム。このユーロスタイルは、もはやバッドランドスタイルと言っても過言ではないだろう。
そんなバッドランドのカスタムマシンに華を添える蓮妃Queen。着物をアレンジしたコスチュームにも注目だ。
来場者用のバイク駐車場は、早い段階でご覧のように超満員。やはり名古屋は熱い!!
今期注目のコンテンツ、「BLACK BOARD」。地元ViSEクロージングが東海エリアのストリートチョッパーを約30台展示。
カスタムショーには欠かせないイベントTEEは今回も大人気!
ベンダーブースは買い物目当ての来場者でご覧のように大盛況。
ジョインツ初出展となる大阪のトランプサイクル。デモマシンの展示とオリジナルパーツを販売。
トランプ×レーシングブロスのサスペンションにイベント限定特価のオリジナルシート、そしてトランプ定番のフルチタンマフラー。
シャフトシルバーワークスとアトリエチェリーの合同ブース。
シャフト新作のカラビナキーホルダーに定番のネックレス、アトリエチェリーのツールロールにウォレットは大人気!
21オンスデニムで名を馳せるアイアンハートにオリオンエース、ムーンアイズ、No name!もブースを出展。
ビートルヘルメットが大人気のオーシャンビートルにジャックサンズ、鋳物専科フォーク、地元NO BUDZのブース。
バイカーアパレス専科のモトブルーズに特価品が人気を博していたガッツクローム、イージーライダース、ダイナオガレージは夢のプライベートガレージを展示。
スズキ&アソシエイツのブースではデモカスタムと取り扱いパーツを機能的に展示。
パフォーマンスマシンにローランドサンズデザイン、アレンネス,クリアキンなど、スズキ&アソシエイツが取り扱う主要メーカーのパーツはどれも一級品である。
グリーンMCが手がけたXSカスタム。オートレーサーをイメージし、徹底的に手が加えられている。
走りにこだわるMCフォースならではのFXRカスタム。足周りのハイエンドパーツはもちろんのこと、そのスタイリングも美しい。
SATO MARINE CYCLEが手がけたオフロードテイストのアーリーショベルカスタム。アルミ叩き出しのエクステリアにも注目だ。
カスタムショー常連のロデオは4台のマシンを持ち込んだ。コンプリートカスタムの草分け的存在のロデオは、今も進化し続けている。
TakeRootが製作したEVOスポーツカスタム。ミニエイプにハイマウントされたスポーツスタータンクという定番の組み合わせであるが、緻密なカスタムペイントで個性を発揮。
もう一台、TakeRootが持ち込んだショベルボバー。オイルタンクが排除されたシート下のスカスカ感たるや! バッテリーはミッションケースの後ろに隠されており、ぱっと見ではまず気づかないだろう。
フリースタイルはEVOスポーツカスタムとショベルチョッパーを展示。丁寧な作り込みが同店の持ち味である。
RTB MCは2台のクラブスタイルカスタムを展示。ミルウォーキーエイトを搭載したスポーツグライドにTCダイナをベースにした漆黒のマシンだ。
プロトのブースに展示されたデモカスタムのスポーツスター。ベルファスト×グライドのアルミ鍛造ホイール「BG6」を装着したスポーツするロードスターである。
カスタムファクトリーノイズは3台のハイエンドマシンを展示。
関西のハイエンドカスタムシーンを牽引するトライジャは5台ものマシンを持ち込んだ。
Urawus MCが手がけたショベルチョッパー。フレームの内側に取り回されたマフラーに注目!
2台のランドスピードレーサーとストリートリーガルを持ち込んだマルマスモーターサイクルラウンジ。MOBITECのEVレーサーがカスタムショーで公開されるのは今回が初!