新旧スポーツスターが勢揃いする
スポ好きが集まるミニミーティング
スポーツスター好きが2ヶ月に一度ほどのペースで集うミーティングイベント「TOKYO NIGHT SPORTSTER MEETING」が2018年1月4日(木)、東京ゲートブリッジ近くにある恒例のポートストア若洲店(東京都江東区若洲1-1-4)にて開催された。通常だと夜に開催されるこのイベントも、年始の三が日開けや冬場であることから、11〜13時という日中開催に。
仕事始めの日でもあったので参加者はまばらだったが、インジェクション、エボスポーツ、アイアン、モデルK、ビューエルまでスポーツスターであればなんでもあれ!と幅広く設定していることもあり、限られた駐車スペースに新旧スポーツスターがずらりと勢揃いした。今回はその模様をレポートしよう。
東京ゲートブリッジのすぐ近くにあるコンビニエンスストア「ポートストア若洲店」に隣接するスペースで開催された「TOKYO NIGHT SPORTSTER MEETING」。
インジェクション、エボスポーツ、アイアンと新旧スポーツスターがずらり勢揃い。
参加者にはこのオリジナルステッカーが配られた。
主催者のひとり shin_883さんのエボスポーツ。
ブラックとクロームのコントラストがバランスよく描かれた、ロー&ロングのスタイルが際立つ一台だ。細かなところもしっかり磨き上げられているなど、マシンへの愛情が伺える側面も。
もう一人の主催者である T28さんのスポーツスターはキャブレター仕様のラバーマウントモデル。
マッシブなボディのラバーマウントがベースとは思えない無駄のないシルエットが印象的な一台。そこかしこに取り入れられているパーツチョイスがなんとも玄人好みだ。詳しくはハーレーカスタム紹介にて!
70年代を代表するカフェレーサー XLCR。ビキニカウルが取り外されてセパレートハンドル仕様になるなど、よりタイトなポジションが想像できるカフェレーサーに進化していた。
こちらはロングフォーク & コフィンタンクという組み合わせのチョッパースポーツ。改めてスポーツスターカスタムのバリエーションの多さに驚かされる。
ヘルメットでタンクが見えないが、こちらはハーレー正規ディーラーであるハーレーダビッドソンシティ西東京が手がけたデモバイクだった一台だ。
パッと見ただけではベースモデルがアイアン883だとすぐには気づけない個性が数多付与されたこのスポーツスター。まるで60年代FLモデルのようなバイクの詳細はハーレーカスタム紹介にて!
キャブレター仕様である2004年式 XL883Rのフリスコカスタムがここに!
ショップの手によるラウンドフューエルタンクとカッティングしたリアフェンダーとでシルエットを決め、フリスコというテーマに則ったパーツチョイスでマシンの完成度を高めている。
アルミ製のボディパーツが目をひくカフェレーサー。会場に現れたときのざわめきたるや!
しかもフロントはスプリンガー & セパレートハンドルという驚異の組み合わせ!どちらかと言えばブリティッシュな薫りが漂うこの一台、オーディエンスの多くが熱心に観察していた。
茨城・土浦のカスタムショップ「ハマーサイクル」の手によるXLH。XLCRの7スポークホイールにオリジナルのフレイムスグラフィックと、同ショップのキャラクターが存分に反映されたアイアンスポーツ。北米仕様の赤いウインカーが心憎い。
こちらは はるばる福岡からやってこられたラバーマウントのカフェスポーツ。
ローランドサンズデザインのカフェレーサー用パーツを始め、最新のリザーバー付きサスペンションやバックステップなどでパフォーマンスアップをはかった本気仕様の一台。シルエットが美しいフューエルタンクのグラフィックは福岡のカスタムペインター・ナックヘイズスピードによる。
1972年式 XL1000のタンクグラフィックを再現したエボスポーツ。ペイントひとつで一気にビンテージテイストを強められる好例だ。
久々に再会した仲間と談笑を楽しむ人、そして来場したカスタムスポーツの観察に余念がない人と、過ごし方はさまざま。
マシンのビジュアルを大きく左右するタンクグラフィックも、形状やデザインの選び方次第でまったく違う印象に。こうしたところを見て回るのもまた楽しい。
オーディエンスが着用しているヘルメットも見どころのひとつ。近年は各メーカーがいろんなデザインのヘルメットを輩出していることもあり、バイクライフのキモとしても注目を集めるところ。
普段は夜、定期的に開催されている「TOKYO NIGHT SPORTSTER MEETING」。次回は3月? 今よりかなり暖かくなるから、ナイトランが一層楽しくなるだろう。