EICMA2017で世界初公開されたソフテイルファミリーのニューモデル、スポーツグライド。なんとプレスカンファレンスでは、ガンズ・アンド・ローゼズの元ギタリスト、ギルビー・クラークがスポーツグライドでステージにライドイン!
ミラノ国際モーターサイクルショーでスポーツグライドが世界初公開!
2017年11月9日(木)~12日(日)までイタリア・ミラノで開催された、EICMA2017(ミラノ国際モーターサイクルショー)。この世界最大級のモーターサイクルショーには世界中から多くのメディアが集まり、取材合戦が繰り広げられた。そんなEICMA2017のハーレーブースで世界初公開されたのが、新型ソフテイルの9番目のモデルとなる「Sport Glide(スポーツグライド)」である。
11月7日(火)のプレスデーに開催されたプレスカンファレンスでは、ガンズ・アンド・ローゼズの元ギタリスト、ギルビー・クラークがスポーツグライドでステージにライドイン。思わぬサプライズに会場は熱気に包まれた。スポーツグライドには簡単に取り外しができる小型のフェアリングとパニエ(側面バッグ)を装備し、オーナーの用途にあわせてスタイルを変えることができるファクトリー・カスタム・クルーザーに仕上げられている。2016年までラインナップされていたダイナファミリーのFLDスイッチバックと同じコンセプトが与えられた斬新なモデルである。
新型の小型フェアリングは、胸元の風を避けつつ顔には爽快感が得られるようスタイリングされており、クイックリリース構造の締め具でフォークチューブに固定し、着脱に手間取ることは無いよう設計されている。新型のリジッド(ロック付)パニエはスマートなクラムシェル設計で積み下ろしも簡単で、ライダーは座ったまま片手で開くことが可能。リッドには減衰装置が付きスムーズに開閉でき、またバッグも内部クイックリリース機構により数秒で取り外しすることができる。パニエ合計容量は25.5リットルと十分な容量を確保している。それでは早速ハーレーブースの模様をお伝えしよう!
日本のショーと違い、圧倒的な規模で開催されるEICMA2017内のハーレーブースは多くの来場者から注目を集めていた。
ミニツアラーとも言えるスタイリングが与えられたスポーツグライド。新たなジャンルを開拓すべくカンパニーから送り込まれたブランニュー!
クイックリリース構造でフロントフォークに取り付けられた小型フェアリング。ツアラーの通称「ヤッコカウル」をそのまま小型にした印象だ。
コックピットはシンプル極まりないハーレーのそれ。メーターはメーターダッシュを介し、フューエルタンクにマウントされている。
合計容量25.5リットルを誇る新型パニエ。ショートからロングツーリングまで対応するスタイリッシュなフォルムが◎。
フェアリングとパニアを取り外せばご覧のようにシンプルなモデルに早変わりするスポーツグライド。シーンに合わせてお好みで!
新型ソフテイルのスケルトンモデルも展示された。完全新設計のソフテイルフレームはカンパニーの自信作だ。
ハーレーブース内でも大きなスペースで展示されたソフテイルファミリー。コチラはヒーローモデルのファットボブ。
同じくソフテイルファミリーのソフテイルスリム。往年のボバースタイルを最新の技術で再現してる。
ショーを華やかに演出するコンパニオン。ツーリングファミリーのストリートグライドと!
CVOストリートグライドとコンパニオン。
新型ソフテイルファミリーのストリートボブとコンパニオン。
同じく新型ソフテイルファミリーのファットボブとコンパニオンで撮影!
プレスカンファレンスではご覧のように多くのメディアが詰めかけ、ハーレーブースは超満員状態に!
ハーレーブース内にはギターなどが飾られたバーのような休憩スペースも用意された。
スポーツスターをベースにしたカスタムマシンの展示コーナーも設置。コチラは「LAKESTAR」と名付けられたランドスピードレーサー。
ロードスターをベースにH-D PERUGIA,ITが手掛けた「BOMBTRACK」。カフェレーサーテイストのコンパクトなマシンである。
H-D ALESUND,NOが製作した「DIRT SCRAMBLER」。カフェレーサーのロードスターを大胆にもスクランブラーに!
ロケットカウルが印象的な「SPEEDSTER」。60年代スタイルを再現したというH-D PFEIFFER,DEの作。
フォーティーエイトをベースに製作されたHARLEY-HEAVEN,CHの「SPEEDKING」。ハンドルバーの形状とマフラーに注目!