ニューオーダーチョッパーショーの会場となった神戸国際展示場3号館。ショー前日の搬入日、まだ会場はご覧のように静けさに包まれている。
12th Annual NEW ORDER CHOPPER SHOW 開催!
チョッパーフリークお待ちかねのニューオーダーチョッパーショーが2017年7月2日(日)に神戸国際展示場3号館で開催された。例年であれば8月のお盆明けに開催されているこのショーであるが、第12回目となる今年は梅雨真っ只中の7月初旬に行われた。梅雨時期のため天候が危ぶまれたが、ショー当日は絶好に天気に恵まれ会場は大盛況。朝9時の開場前から数百名のフリークが入り口に列をなし、来場者用の二輪駐車場もバイクで溢れ返っていた。
会場には至極のカスタムマシンを筆頭にベンダーブース、さらにショーのメインコンテンツである「BARBARIAN CIRCUS」のブースも用意され、歩くのもままならないほど人が詰めかけた。そしてショーの締め括りとなる、もうひとつの目玉である上条早樹による「ROPE ART SHOW」も行われ会場は興奮のるつぼに! もちろん各雑誌ピックのアワードに加え、メインのビルダーズチョイスも行われ今季のナンバーワンカスタムが決定された。それではニューオーダーチョッパーショー最速レポート第一弾をお届けしよう!
フォトTOPICS(写真点数/40枚)
01午後から続々と展示車両が運び込まれてくる。こちらのマシンはエースモーターサイクルが手掛けたブランニュー。
02搬入日には、念入りに車両を磨き込む出展者の姿が多く見られた。カスタムマシンの晴れ舞台だ!
03ベンダーの出展者もブースの設営に大忙し。こちらはNO name!のブース。
04いよいよショーのはじまりだ。朝9時のオープン前には多くの来場者が列をなしていた。
05NUTS CUSTOM CYCLESが手掛けたツインカムFXRカスタム。コンパクトな車体にパワフルなツインカムを搭載した走るカスタムである。
06同じくNUTS CUSTOM CYCLESが持ち込んだショベルチョッパー。マフラーを筆頭に各部に徹底的に手が加えられた渾身のマシン。
07EVOスポーツをベースにSWINGが製作したマシン。リアにリジッドバーを装着したハードなマシンだ。EVOスポーツにDCキャブという組み合わせも面白い。
08京都府久世郡のグレーシアが手掛けたEVOソフテイルカスタム。ブラック&ルビーレッドのカラーリングと美しいスタイリングがポイント。
095台のマシンを持ち込んだモトリークルーのブース。バガーからチョッパー、トライクまでとそのスタイルは多種多様。
10デコントカスタムズのEVOソフテイル。マットブラックにこだわったソリッドなマシンである。
11ショーモデルの蓮妃QueenとNonもニューオーダーに参加。カスタムショーには欠かせない存在だ。
12ニューオーダーチョッパーショーお馴染みのチョッパーガール。
13チョッパーガールの撮影会がはじまれば、ご覧のように人人人!
14カスタムショーお馴染みのアイアンハートのブース。履き込まれたサンプルジーンズも展示され、色落ちの美しさも申し分なし! そしてムーンアイズのブースにオリオンエースもブースを出展。
15セール品を目当てに大盛況のモトブルーズのブースに、モーターガレージグッズのブース、ハンドメイドレザークラフトブランド、サティスファクション、お馴染みViSE CLOTHINGのブース。
16ZONのブースには真鍮の外装にフロントはハブステア、リアは片持ち、そしてナックルヘッドにターボを装着したこちらのエキセントリックなマシンが展示された。
17ハマンズはパンヘッドとナックルヘッドの2台のマシンを展示。シンプル極まりないこのスタイルが同店の真骨頂!
18ボバーテイストが注入されたBOOTLEGのフラットヘッドチョッパー。隙のない仕上がりである。
19午前中の早い段階で会場は人で埋め尽くされた。関西のチョッパーシーンは熱い!
20作り込まれたバーバーサイクルのブースには2台のマシンとレザーグッズなどが展示された。
21怒濤のマシンが5台展示されたニュースクールカスタムの雄、トライジャのブース。
22西洋の甲冑をイメージソースに仕上げられたトライジャのTCカスタム。3Dプリンターで製作したエンブレムなどが取り付けられている。
23同じくトライジャが手掛けたスポーツスターカスタム。流れるようなエクステリアのラインに注目だ。
24TCソフテイルとTCダイナのカスタムマシンを展示したSHOOTERSのブース。
25モーターロックが持ち込んだ、スポーツスターのボルトオンカスタム。同店のオリジナルパーツを装着し、82万円!
26モーターサイクルフィーバーが製作したショベルカスタム。フレームラインにこだわったボルトオンハードテイルがスタイリングのキモ。
27タイトなフューエルタンクに絞り込まれたハンドルバー、トラッカーテイストのレザー製ダブルシートなど見所が多い。
28カッパーゴールドのカラーリングに目を奪われるエースモーターサイクルのショベルカスタム。フレームにモールディングされたフューエルタンクとリアエンドの処理に注目していただきたい。
29絶妙な曲線を描くフューエルタンクにタイトなバーハンドル、アトリエチェリーによるダブルシート、テールライトの処理もエースならではのものだ。
30そのエースモーターサイクルが手掛けたベスパも絶妙! 一見シンプルに見えるが、ボディラインを見直し、かなり手が入っている。
31インディアンオレンジが製作したショベルチョッパー。王道のスタイリングにカチ上げられたマフラーがポイントとなっている。
32モーターサイクルフォースのブースには6台ものマシンが展示された。その共通点は、走りに重点が置かれているということだ。
33シウンは2台のチョッパーを展示。同店らしい作り込みとスタイリングの美しさがポイント。
34今回のショーの目玉とも言える「Bonneville Challengers」。今年8月26日~31日に開催されるボンネビルスピードトライアルズに挑戦するマシンが展示された。
35ボンネビルに挑戦するシウンのS&Sパンヘッド。目指すは200マイル!
36シウンの松村さんとチョッパーガールでシューティング! これからペイントを施し、マシンの最終調整だという。
37モーターサイクルフォースのボンネビルレーサー。こちらはほぼ完成の状態だという。
38フォースの久保さんとチョッパーガール。記録更新に期待しています!
39インディアンオレンジのナックルレーサー。近日中にエンジンに火を入れる予定だ。
40インディアンオレンジの小田さん。ご武運を祈ります!