「スピードフリークたちの聖地」といわれるボンネビル・ソルトフラッツに7年間通い続け、「ボンネビル・モーターサイクル・スピードトライアル」を撮り続けてきたフォトグラファー増井貴光。ボンネビル・ソルトフラッツは、アメリカ・ユタ州北西部に位置する約260平方キロの塩類平原で、1914年より自動車、オートバイでの最高速チャレンジが行われている。
そして2008年。一人の日本人がこのレースに挑戦する。数年後に彼は「世界最速」のタイトルをいくつも手にすることになる。フォトグラファー増井貴光は、彼と知り合ったことで2010年よりボンネビルで開催される「モーターサイクルスピードトライアル」に通い、7年間で1万枚を越えるシャッターを切った。この写真集は、限界に挑戦するスピードフリークの単なる記録では無く、オートバイ文化を高めて行く一つの選択肢としてアートブックという形を取り、オートバイに乗る、乗らないを問わず、たくさんの人に見てもらいたいという思いがこもった写真集になっている。
その「bonneville the photography of land speed racing on salt flats」の発売を記念して、2017年6月23日(金)~7月14日(金)にスロープギャラリー(東京都渋谷区千駄ヶ谷2-9-1-B1)にて、「TAKA.MASUI bonneville EXHIBITION」が開催される。
装丁/A3変形 92ページ(予定)
価格/¥6,000(税込)