恒例の集合写真もバッチリ! 雨の中、はるばるお疲れ様でした!
まさかの雨をも跳ね返して
222台ものバイクが集結!
14回目を迎えたスポーツスターフリークのためのミーティングイベント「関東スポーツスターミーティング」が、今年も神奈川県厚木市の相模川三川合流地点河川敷にて開催された。これまで4月上旬の開催だったのが、今年は花見の名所である会場での来場客とかぶらないよう、4月下旬に時期をずらしての催しになった。
前日夕刻の時点で「ほぼ快晴」との天気予報から開催決行となったが、当日の東京都内は朝から雨が降り、会場がある厚木でもイベントの途中まで小雨が降るなど、天候に恵まれなかった。それでも会場には222台ものバイクが駆けつけ、予想外の盛り上がりを見せた。
そんな関東スポーツスターミーティング、今回のブース出展は実に豪華だった。シートメーカーの老舗「ケイアンドエイチ」に江戸川のパーツメーカー「ワールドウォーク」、大手通販サイト「バイクブロス」、モーターギアブランド「オリオンエース」、総合バイクパーツメーカー「キジマ」、そして大阪のカスタムショップ「トランプ」など、スポーツスターフリークなら知らないはずがないショップがずらり勢ぞろい。いずれのブースにも大勢の人だかりができていた。
イベントの最後に集合写真を撮った際には雨もあがっており、ウェットコンディションながらオーディエンスはレインジャケットを脱いで気持ち良く走って帰れたことだろう。来年こそは快晴の空のもと、大勢のスポーツスター仲間とともに楽しい時間を過ごせるように……。
フォトTOPICS(写真点数/33枚)
01今年もここ相模川(神奈川・厚木)で開催された関東スポーツスターミーティング。
02前日までの予報では晴れると言われていたのが、まさかの雨模様……。会場にもしっとりと雨が降っていた。
03それでもレインジャケットを身にまとったスポーツスターオーナーが続々と集まってきていた。
04朝の8時前から準備を整えていたスタッフ。雨合羽を着たり傘をさして雨をしのぎながら、オーディエンスを迎えた。
05恒例となった募金用缶バッチ、今回は10種類。集まったお金は、2016年4月14日に起こった熊本地震に義援金として寄付される。
06東京・目黒の「2nd Cafe」によるケータリングも。雨空の下のイベントでは、暖かい飲み物や食べ物は嬉しい限り。
07出店ブースを見ていこう。会場に一番乗りしていたのは、VIRGIN HARLEY.comでもお馴染みのモーターギアブランド「オリオンエース」。三鷹から近くはあるが、「信号を2つぐらい曲がったら着いちゃう」(長谷川社長)はちょっとオーバーでは?(笑)
08埼玉・朝霞のシートメーカー「ケイアンドエイチ」も参戦! デモバイク XL883とともに、同メーカー自慢のシートや新作シートが並べられていた。
09注目は、試作段階だというスエードのシート! 防水性能など、クリアせねばならない課題がまだあるそうだが、スエードの質感はハーレーのテイストにもぴったり合う。デビューが待ち遠しい。
10東京・江戸川の「ワールドウォーク」とバイク通販サイト「バイクブロス」は共同出展。ワールドウォークは新作となるスポーツスター用ライトスプロケットとリアサスペンションを装着したデモバイク XL1200Rをメインに展示。
11バイクブロスのオリジナルクリーナー「艶魂」が登場。これ一本で、水を使わずに驚きの美しさを引き出せるという。その効果は絶大!
12総合バイクパーツメーカー「キジマ」も登場。政府認証のスポーツスター用スリップオンマフラーをはじめ、ボルトオンパーツをずらり展示していた。
13注目は、オリジナルパーツでカスタムされたストリート750。徐々に同モデル用のボルトオンパーツも増えてきているようだ。
14今回のスポーツスターミーティングで注目を集めたのがこちら、大阪のカスタムショップ「トランプ」の参戦だ。どこかで見た覚えのある2008 XL1200Rに2011 XL1200X フォーティーエイトと、タイプが違う2台のフルカスタム スポーツスターが並んだ。
15シートにライトスプロケット、フェンダー、ヘッドライトレンズ、さらにはサイドマウントメーターブラケットやウインカーなど、トランプ自慢のプロダクツが勢ぞろい。滅多に触れられないパーツ群を前に、オーディエンスのテンションもかなり高まっていた。新作となるカタログの販売も!
16輸入工具を取り扱う「謎の工具屋さん」で販売されていたKABOのハンドツール。本体の中央が90度ねじれたツイストコンビレーションレンチ(インチ仕様)など、愛車いじりが趣味のオーディエンスには見逃せないツールが揃っていた。
17オリジナルグラフィックで彩られたフューエルタンクやヘルメットが並べられたのは「ロビンカスタムペイントハウス」。
18レザーアイテムメーカー「POWER MOON LEATHERS」はウォレットやバッグ、そして張り替えたオリジナルのシートなどを展示!
19愛車のショベルヘッドで会場入りした「アトリエ La Chica」は、スタッズでデコレーションされたレザーなどのアクセサリーを取り揃えた。そのデザイン性から、女性の心を掴んでいたようだ。
20雨が降りしきるなか、やってくるオーディエンスを迎えるスタッフ陣。息のあった受け渡しから、スポーツスターが綺麗に整列されていく。
21悪天候のなかを走り抜けてきた者同士だから分かり合えることも。この笑顔に出会えることこそが一番の目的と言えよう。
22レインジャケットに身を包んだライダーが続々と登場。スタッフの予想を超える台数にただただ驚くばかりだ。
23ロッカーズ風のカフェレーサーも! 雨のなか、ご苦労様です!
24一世代前の懐かしいモデルからカスタムバイクまで、多種多様なスポーツスターが並ぶ。これぞ関東スポーツスターミーティングならではの光景だ。
25こちらは新型となる2016年モデルのXL883N アイアン。イーグルのデザインが誇らしい。
262016年4月から施行されたナンバープレート表示に関する規制に合わせての水平マウント仕様か。会場には、今なお縦置きを貫く猛者も何台かいた。
27目をひくカスタムスポーツスターも多数登場。どんなアイディアも受け止めてくれ、個性あふれる姿を具現化してくれる、これこそスポーツスターの楽しみと言える。
28タンクをハイマウントにしたXL1200V セブンティーツー。よく見るとフロントがフェンダーレス……。雨の中、しぶきがトサカになっても会場までたどり着いたハートの強さを讃えたい。
29ビューエルだってもちろん参加。この時代のビューエルを大事に乗っているオーナーには敬服するばかりだ。
30ナンバープレートを見て回ると、なんと札幌という強者がいた! 諏訪に新潟、姫路と、遠路はるばるお疲れ様です。
31大雨に見舞われた一昨年のミーティングでは50台も集まらなかったのだが、今回は最終的に222台ものバイクが雨に負けることなく終結した。
32イベントマスコットでもあるワンちゃんも喜ばしい限り?
33来年こそは快晴の春に再会できるよう……。