リニューアルされた船場のショールーム。その落ち着いた雰囲気は、まるで美術館のようだ。
1947年創業、今年で69年目を迎えるビンテージハーレーの殿堂、船場。言わずと知れた我が国のビンテージハーレーシーンを牽引する大阪の老舗ハーレーショップである。独自のネートワークを駆使した極上の車両を取り扱うことはもちろんのこと、メンテナンスや修理にかけても妥協を許さないのが船場。歴史的価値の高いビンテージモデルであっても、モーターサイクルの本質である「走る」ことに最大のプライオリティを置くショップとして広く知られている。
そんな船場のショールームが大幅にリニューアルされた。広くすっきりとしたショールームにはミントコンディションのナックルヘッドからパンヘッド、果ては1910年~20年代の希少なレーサーまでが展示され、まるでミュージアムのような雰囲気となっている。世界広しと言えどもミルウォーキーのハーレーミュージアム以外、これだけの車両を生で見ることができる場所はないだろう。ぜひ船場のショールームにて本物の持つ魅力をあなたの目で確かめていただきたい。