“ロー&ロング”、さらにダークカスタムと主流のテイストを全身に取り入れた FXS ブラックライン。
時代の最先端とも言える斬新なフォルム
ハーレーらしい纏の一台、ブラックライン
スタイリングのインパクトは絶大、そんな言葉が出てしまうニューモデルが登場した。昨今の主流となりつつある“ロー&ロング”なるテーマに基づき、車高は H-D ラインナップ中でもっとも低い610ミリとされ、全長も 2,420mm とかなりのもの。さらにフレームからトリプルツリー、フォークブーツ、リムまでブラックアウトしたダークカスタム車からは、10年ものあいだベストセラーモデルとしてラインナップに君臨し続けた FXSTB ナイトトレイン の進化系という印象を受ける。新しいソフテイルファミリーの顔とも言える FXS ブラックラインについて、試乗インプレッションをご紹介する前に、まずはディテールカットからご覧いただきたい。
フォトTOPICS(写真点数/11枚)
01ブラックパウダーコートされたトリプルツリーが印象的。コンパクトに見えるヘッドライトも全体を形成する大事なパーツ。
02ケーブル類を内部配線とした新デザインのスプリットドラッグハンドルバー。
03容量が18.9リットルという左右非対照のデザインのフューエルタンク。
04FXCWC ロッカーC にも搭載されていた手榴弾型のイグニッションコイル。
05タンデムライド向きのツーピースシート。シート高は610ミリとかなり低めの設定。
06ストップランプ一体型のウインカーキットを標準装備。リアタイヤも144ミリと、リアエンドがかなりスタイリッシュに。
07ブラックアウトされたリム。カスタムショップのビルダーなどは、こうしたさり気ないポイントに目が留まる。
08ブラックとメッキでコントラストを描く ツインカム96Bエンジン。
09ステップはフォワードコントロールとされる。ただしロッカーCや FXDWG ダイナ・ワイドグライド ほどではない。
10ツートンカラーとされるプライマリーカバー。
11スポーティかつ攻撃的なイメージを与えるトミーガンエキゾーストを装備。