16インチのファットタイヤのほか、新デザインのパーツを数多く配して再登場した 1200カスタム。
“ファットカスタム”の流れを汲んだ
新しい解釈から生まれた1200カスタム
かつてスポーツスターファミリーでのファクトリーカスタムモデルとして脚光を浴びた 1200カスタム が帰ってきた。クロームメッキで覆われたエンジンにライザーやヘッドライト、メーター位置などオリジナリティ溢れるパーツの数々は踏襲しつつ、FXDF ダイナ・ファットボブ、FLSTF ファットボーイと続く“ファットカスタム”の流れを取り込み、フロント16インチのファットタイヤに17リットル容量のフューエルタンク、新デザインの“アイブロー”ヘッドランプバイザーなど装いを新たに復活を果たした。今週の試乗インプレッションに先駆け、まずは特徴的なディテールカットをお届けする。
フォトTOPICS(写真点数/11枚)
01近未来的な印象を与える新デザインの“アイブロー”ヘッドランプバイザー。思いのほかスタイリッシュだ。
02従来の 1200カスタムと同じプルバックハンドルバー。
03ツーリングに最適な容量17リットルのワイドなフューエルタンク。
04タンクには他のスポーツスターモデルと違い、オリジナルデザインのエンブレムが輝く。
05スポーツスター XLCH アイアンが誕生した 1967年が刻印されたツーアップシート。
06こちらも新デザインの小型ローメンテナンス LED テールライト。
07ミシュラン スコーチャー31(16インチ)を装着したファットな印象のフロントタイヤ。フェンダーもオリジナルパーツだ。
081200カスタムと言えば、クローム一色に覆われたエンジンだろう。他にはない豪華さがただよう。
09これまでフォワードコントロールだったステップ位置がミッドコントロールに。ライディングを重視した配置か?
10ホーンはエンジン左側に。ビッグツインのような印象を受ける。
11身長174センチのライダーだとご覧の足つき。加重時シート高668ミリは XL1200L と同じ設定。