暮れなずむ工業地帯に佇む スポーツスター XL883N アイアン。
ダークな印象こそアイデンティティ
XL883N アイアンが生む闇の心地良さ
2009年、漆黒のボディとLED一体型ターンシグナルを備えた斬新な姿で登場したスポーツスター XL1200N ナイトスターから1年後、そのスタイリングを踏襲した排気量 883cc シリーズのモデル、スポーツスター XL883N アイアンがデビューした。エンジンはもとより、タンクや前後フェンダー、ハンドルまわり、さらにホイールまでブラックアウト。ハーレーの特徴とも言えるクロームパーツを多用したモデルとは対極の、ダークなフォルムが魅力となって人々を惹き付けた。まずはアイアンのディテールカットを堪能していただきたい。
フォトTOPICS(写真点数/11枚)
01バイザーやブラケット類も真っ黒。ヘッドライトはスポーツスター全モデル共通。
02XL1200N ナイトスターとお揃いか。クラシカルな印象の純正フォークブーツを装着。
03ブラックアウトした純正キャストホイール。ここにもっとも魅力を感じる人も多い。
04全体のフォルムに揃えてハンドルバーからレバーまで黒。ハンドル幅は他の 883 シリーズと同様にコンパクト。
05マットブラックのボディに近未来的なフォントで刻まれた HARLEY-DAVIDSON のエンブレム。
06タンクからリアフェンダーへと流れるアールを形成するソロシート。滑らかなラインが好印象。
07ブラックアウトモデルの代名詞となりつつあるLED一体型ターンシグナル。後ろから見た姿は秀逸だ。
08黒をベースにカラーリングが施されているエンジン。
09全体が黒で統一されているからこそ存在感が際立つクロームのエキゾースト。重要なカスタムポイントでもある。
10リアショックまでブラックアウトされるなど、イメージに対するこだわりはさすが。
11身長165cmの女性ライダーによる足つきチェック。しっかり地面に着いているので停車時の不安もない。