より低く、よりブラックに。FLSTFをベースにブラック&サテンクロームパーツでドレスアップしたFLSTFB。
漆黒のボディを手に入れたベストセラーモデル
FLSTFBファットボーイ・ローのディテールに迫る!
ハーレーダビッドソンというバイクメーカーのなかでも1、2位を争う人気モデル、FLSTFファットボーイ。映画『ターミネーター』で主演のアーノルド・シュワルツェネッガーがサングラスに革ジャンという出で立ちで乗り回していたことから火が付いたわけだが、2010年、そのグレードアップ版としてFLSTFBファットボーイ・ローが登場した。近年流行になっているブラックアウト・モデルとしてベールを脱いだわけだが、ただ黒くなったわけではない。オリジナルのFLSTFの良さを踏襲しつつ、乗りやすさとスタイリングにこだわった1台に仕上がっている。まずはそのディテールカットに注目して欲しい。
フォトTOPICS(写真点数/13枚)
01ファットボーイの顔とも言える大きなヘッドライトナセル。トリプルクランクカバーもブラックアウトし、インパクトを強めている。
02肩幅より少し広いハンドルバー。ワイドなハンドリングが楽しめるのも魅力のひとつだ。
0318.9リットルの容量を誇るタンクも黒く染め上げられた。エンブレムがより一層映えている。
04バッドランダーベースジオメトリーのライダーシートを採用し、FLSTFとの差別化を図っている。
05ファットボーイと言えばこれ、太いリアフェンダー。後方から見かけたとき、ここで見分ける人も多いはず。
06伝統のディッシュホイールもブラックに。走行時に見ると、足元のカラーリングが引き締まったのが分かる。
07ただ黒くしただけではない、プライマリーカバーなどにサテンクロームを配し、カラーバランスを整えている。
08ハイウェイ走行時に有り難いフットペグ。特に時速80~90キロで走行すると、その心地よさは際立つ。
09サテンクロームで仕上げられたヒートシールド。黒い車体と相俟って、存在を主張している。
10ソフテイル・ファミリー最大の魅力であるリジッド型フレームのトライアングル。ここを見逃すことはできない。
11走行時のスタイリングはご覧のとおり。周囲がカラフルになればなるほど、くっきりと車体が浮き上がる。
12ローダウンリアサスペンションの採用により、全ラインナップでもっとも低い加重時シート高620ミリを実現(ライダーの身長は173センチ)。
13FLSTFの兄弟モデルである1993FLSTNノスタルジアにも採用された伝統のエンブレム。