会場内に展示されたカスタムバイクを大勢の参加者が興味深々で見物していた。
もはや原型をとどめていない?
千差万別のカスタムバイク展
2009年8月9日、神戸国際展示場(兵庫県神戸市)で開催された「第4回 ニューオーダーチョッパーショー」。当日は朝からあいにくの空模様だったが、開場時には入場待ちの列ができるなど、関西のカスタム人気に陰りがないことを伺わせた。場内にはショップや個人を合わせ118ものブースが出展され、各自がこのショーのために長い年月をかけて作り上げてきたカスタムバイクがずらり勢揃い。メディア、ショップ、参加者別でアンケート投票が行われたが、いずれも独創的なカスタマイズがなされており、視点によって評価が分かれた。そして栄えあるアンケート投票ナンバーワンに輝いたのは…。詳しくは9月27日(日)発売のHOTBIKE japan 110を待て!
フォトTOPICS(写真点数/29枚)
01名古屋のカスタムショップ「paradiseroad」が展示した未知なるカスタムカー。
02関西を代表するショップ「Nice! Motorcycle」の1947 FL。大いに注目を集めていた。
03誰もがイメージする「カスタム」の概念を覆すかのようなパーツの数々。
04深みのあるまとまりが魅力の「BUDLOTUS MOTORCYCLE」のリジッド・スプリンガー。
05ただ削ぎ落としただけではない、各所にこだわりが垣間見える仕上がりだ。
06会場でも大いに目を引いた徳島の「GOOD SPEED street factory」の作品。
07機関銃のようなエキゾーストにV字ハンドルバー…。一体どんな走りをするのか。
08「THE BCG RUSH」はかなり奇をてらったスタイルのハーレーを持ち込んできた。
09タテに2つ並んだヘッドライトにデジタルメーターなど、そのスタイルは実にユニークだ。
10まるで古き良き時代のアメリカの車庫がそのまま持ち込まれたかのようなブースも。
11群を抜いたセンスの持ち主・徳山公敏氏が代表を務める「ACE MOTORCYCLE」の1台。
12やりすぎず、それでいてカッコよさとバランスを追求していることを伺わせるパンヘッドだ。
13一見するとシンプルなチョッパーショベルを用意した「FOUR SPEED GARAGE」だが…。
14よく見ると、タンクにゲイラカイトのイラストが!「TAKO BIKE」と来たもんだ(笑)。
15「紫雲クラフトワークス」が自信を持って送り込んできたアーリーショベル!
16前後に太めのタイヤを履かせ、そのうえで絶妙なスタイルを構築するセンスはさすがだ。
17カラーリングの妙が目を惹く「YOSSY’S motorcycles」の車両に注目。
18黒をベースに、白いアタックバーや美しいデザインのタンクなど、アクセントが効いている。
19さまざまなアクセサリーやギャラリーも多く出店していた。
20あれ?なにやら顔色の悪い方が寝転んでいますよ…?
21大阪の大御所「TRAMP cycle」が新たなスタイルに挑戦!?
22代表の長岡守氏の独自の解釈から生まれたリジッドフレームのチョッパー。
23パワフルな足元に見入ってしまう「FINE STYLE」の作品。その真の見どころは…。
24ウッド調にデザインされたタンクや前後フェンダー。仕上がりの美しさに脱帽だ。
25京都のショップ「煌ENGINEERING」は現行モデルを見事にカスタマイズ。
26ショットガンのようなエキゾースト、弾丸が埋め込まれたタンクキャップ。なんとも攻撃的!
27「TT & COMPANY」はチョッパースタイルのエヴォ・スポーツスターを出展。
28シンプルだが、そこには誰もが思い描くカスタム・スポーツスターの原型がある。
29「来年も絶対盛り上がるやろから、また遊びに来てな~」と言っていたかどうか…(笑)。