アスタリスクが手掛けたショベルカスタム。スプリングフォークを装着したスタンダードなショベルリジッドであるが、シートカウルのフォルムに個性が与えられている。
24th Annual YOKOHAMA HOT ROD CUSTOM SHOW 2015(HRCS)レポート第二弾。今回は出展されたカスタムマシンを中心にベンダーブースの模様、さらにHRCSの人気コンテンツ、ピンストライプギャザリング&ラットアイランドのブースを紹介しよう。ショー当日は絶好の天気に恵まれたこともあり、会場内はどこもかしこも来場者で溢れかえっていた。最大級の盛り上がりを見せたカスタムの祭典の模様をお楽しみあれ!
1965年式のエレクトラグライドをベースに仕上げられたA-syksのマシン。ハイマウントされたピーナッツタンクと三段シートでうまくバランス取りされている。
そのA-syksの隣にブースを構えたMANXMAN GARAGEのブースにはトラチョッパーとMMM PRODUCTSのパーツが展示された。
green MCが製作したショベルヘッドは圧巻のディテイルを備えている。スタンダードなチョッパーを得意とする同店の新しい試みと言えるマシンである。
跳ね上げフェンダーにアルミベースのソロシート、カバードされたブレーキ、ギミックが仕込まれたフューエルタンクなど見所は尽きない。
ケンズファクトリーが手掛けたカスタムマシン。オリジナルのガーターフォークを筆頭に、随所にハイエンドパーツが散りばめられている。
1977年式FXSをベースに製作されたご覧のマシン。製作はCYCLE WESTが担当している。コンパクトにまとめられたタイトなチョッパーである。
パラダイスロードが製作中のカスタムカーには、同店の代表作であるトライアンフチョッパーが載せられていた。HRCSならではの光景と言える。
バッドランドのブースで来場者を魅了した蓮妃Queen。カスタムショーではお馴染みの彼女、今回は和テイストの衣装での登場となった。
そのバッドランドのブースには7台のカスタムマシンが展示。撮影用のライトを設置し、まるでフォトスタジオのようなブースを設置。
バッドランドが十八番とするVRODベースのユーロカスタム。オリジナルのガーターフォークが只ならぬ存在感を放っている。
side motorsのブースは昨年同様にホットロッドとモーターサイクルで独自の世界観を表現。
ワイルドロードは10台ものロングフォークカスタムを持ち込んだ。ここまで作り込まれたロングフォークが多数並ぶその姿は壮観である。
ピンストライプギャザリングのブースでは愛機のデュオグライドとともにシェイキン清水さん、M&Kのマコトさん、そしてGRIMBなどお馴染みのメンバーが。
BEACH TOWN LOCO MARTをテーマに製作された鎌倉のブルーグルーブ、アトリエチェリー、シャフト、Sunset Blvdの合同ブース。
ブルーグルーブの47ナックル、アトリエチェリーのウォレット、シャフトのシルバーアクセサリー、Sunset Blvdのレザージャケット。
BEACH TOWN LOCO MART、4ショップ合同ブースのメンバー。みなさまお疲れさまでした!
3台の煌びやかなハイエンドカスタムを持ち込んだセレクテッド。そのすべてのマシンが宝石のような輝きを放っている。
エクステンドされたモールディングフレームにロングスプリンガーが装着されたSTANCEのナックルヘッド。70年代を象徴するスタイルである。
45ディグリーズが製作したTCカスタム。サスペンション、ホイール、ブレーキなど徹底的に手が加えられた足周りに注目だ。
意外にもHRCS初出展となるトランプサイクルが製作したスプリットロッカーショベルカスタム。なんとこのスタイルで街乗り仕様だというから驚かされる。
ポジションを考えて肉厚のシートを装着。ハーマンのクロモリフレームにセリアーニのレーシングフォーク、そしてツインキャブという過激なセッティング。
ラメ入りのお揃いの衣装で来場者から注目を集めていた女性コンパニオン。
マリリンモンローを意識したかのようなセクシーな衣装とヘアスタイルでカスタムマシンを彩る彼女。サービスカット、ありがとうございます!
バーバーサイクルは作り込んだブースに2台のビンテージを展示。このアプローチはバーバーサイクルならでは。
個性が炸裂したこちらのカスタムはジャパンドラッグが手掛けた一台。ミニカルからフューエルタンク、そしてシートカウルの造形に個性が宿っている。
妥協のない作り込みが持ち味のSURE SHOTが製作したツインキャブのショベルカスタム。定番のフォルムであるが、各部の仕上げに全く隙がない。
サツマサイクルのブースに展示された1939年式のナックルヘッドをベースに仕上げられたGARAPAGOS。製作はオーナーのchop_ko_zo_の手によるものだ。
ムーンアイズのオフィシャルブースはイベントグッズを求める来場者で大盛況。ラットアイランドではTHE PIZZのトリビュート展示&グッズ販売が行われた。
雑誌ホットバイクジャパンとオーシャンビートル、ジャンクモーターの合同ベンダーブース。ジャンクモーターのソロシートのこの質感たるや!
ベンダーブースは大盛況。歩くのもままならないほどの混雑ぶりだ。
平和モーターサイクルが手掛けたショベルカスタム。スカイブルーのカラーリングが爽やかなマシンであるが、このマシンの神髄はディテイルにある。
ステッチワークが美しいソロシート、LUCASのオールドライトとミニバイザー、スムースなベルトカバー、そしてマフラーの取り回しなど見所満載。
4 SPEED PAINTのブースに展示された1959年式FL「Panther」。アイボリーを基調にしたブースとカスタムマシンで同店の世界観を表現している。
ロングフォークチョッパーを神髄とするSPIKEが手掛けたショベルヘッド。リジッドフォークからハンドルへ流れる怒濤のツイステッド加工に同店のプライドを感じる。
天を貫くようなシッシーバーにナロータイプのエイプハンガー、そしてアップスイープのフィッシュテイルがポイントとなるHaunt MCのパンチョッパー。
メッキフレームが美しいビューエルベースのエクセントリックなカスタム。製作はTOY Let’sが担当している。
SATO MARINE CYCLEが手掛けたショベルヘッドカスタム。プライマリーサイドに取り回されたマフラーとシフトノブの位置に注目していただきたい。
ViSEが持ち込んだツインキャブショベル。そしてツインマグという過激仕様である!
陸王をベースにSHIFTが製作したコンパクトなマシン。グリーンのフレームにホワイトのタンクとシートがアイコンとなる車両である。
ひとつのパーツが持つチカラ。それは計り知れないほど大きなものだ。
ブースを作り込むことで、己のポリシーを表現する。
今期HRCSの四輪コンテンツ、1967年から69年までに生産されたベビーカマロを集めた「Camaros A GO! GO!」。
究極のガレージビルダー、INU CHOPPERSが手掛けたEVOスポーツ。徹底的なアナログ的アプローチでマシンをフィニッシュ。
EVOスポーツスターをベースにクリーンに仕上げられたSWINGのマシン。キャブレターにはマニアックなDCキャブが取り付けられている。
ボルトオンハードテイルが装着されたCRIB MCのEVOカスタム。前後のボリュームあるタイヤでマッシブに製作されている。
ヒデモーターサイクルが手掛けたアーリーショベル。ダートレーサーをイメージさせる前後のタイヤ、シートカウルとリアフェンダーの処理にセンスを感じさせる一台。
同じくヒデモが持ち込んだアーリーチョッパー。カレージチョッパー然としたスタイルであるが、その作り込みはやはりプロの仕事。
アルミのシートベースにシャープなタックロールシートを装着。ライザーは自転車用のハンドルステムを加工。左右に振り分けられたマフラー、エッグタンクのマウントなど考え抜かれたディテイルだ。