EVOスポーツスターをベースに広島のODA SYCLEが手掛けた一台。ショベルヘッド時代を彷彿とさせるカラーリングが秀逸な車両に仕上げられている。
2015.07.26に開催された、記念すべき第10回目となるニューオーダーチョッパーショーは大盛況のうちに幕を閉じた。HBJ.com最速レポート第二弾では、出展されたカスタムマシンの他に、ニューオーダーの鉄板コンテンツであるBARBARIAN CIRCUS、そして上条早樹によるROPE ART SHOWの模様をお伝えしよう。さらにビルダーズチョイスで選ばれた上位3台のマシンをお披露目。3位を獲得したのはリボルトカスタムサイクルズが製作したロングフォークパンチョッパー。2位はラックモーターサイクルのパンヘッドが獲得。そしてエースモーターサイクルが手掛けたパンヘッドが優勝を飾った。
改華堂が製作したアイアンスポーツは、ご覧の通りノートンマンクスをイメージしたマシンにフィニッシュ。アルミ叩き出しのタンクやフレームの処理に注目だ。
凝ったブースで楽しませてくれるバーバーサイクル。2台のオールドチョッパーとこのブースの作り込みで、まるでここだけタイムスリップしたかのようだ。
広島のCOLONY WHEEL SHOPが製作したショベルチョッパー。スケートボードをアイコンとしたカリフォルニアテイストのマシンである。
コチラの美しいディガーはインディアンオレンジの手により製作されたものだ。セオリー通りのショベルスポーツをベースに地を這うようなスタイリング。
サツマサイクルワークスのブースに展示されたEVOスポーツカスタム。マスの集中化が計られた、限りなくコンパクトなマシンである。
バーバリアンサーカスに出展のシェイキン清水さんと談笑するムーンアイズのシゲさん、そしてお馴染みのM&Kのマコトさん、GRIMBにPOTSも出展。
バーバリアンサーカス恒例の参加アーティストが製作したアートピース。これらの作品が出展されるオークションはニューオーダーの目玉コンテンツである。
オークションがはじまるとバーバリアンサーカスのブースはご覧のように人集りが。お目当ての作品を巡って熾烈な争いが繰り広げられた。
見事にアートピースを落札したひとり、ホットチョップのケンタロウさん。彼は毎年何点か必ず落札するローブローアートのフリークでもある。
ガレージノッカーが展示したロングフォークチョッパー。ストレッチされたステムヘッドを起点とした流れるようなフォルムが見せ場となっている。
カスタムショーでお馴染みのモトリークルーのブースには高年式モデルをベースにした数多くのハイエンドカスタムが展示された。
名古屋のオールドスピードファクトリーが手掛けたEVOスポーツ。VRやXR-TTをイメージしたレーサー然としたスタイリングがポイントとなっている。
カスタムショーのオーディエンスを魅了する女性コンパニオン。ショーを盛り上げるには欠かせない存在と言える。
ニューオーダーショーの今季チョッパーガールの撮影会。さまざまなカスタムマシンとともにゲリラ的に撮影会が行われた。
CWZの吉澤さんにムーンアイズのブース、そしてブラッククロームの松本さん夫妻に増井カメラマン。サツマサイクルのブースではオリジナルシフトノブも販売された。
現在日本一周中の雑誌ホットバイクジャパンのイケダさんとシラセさん。会場でYouTubeを使った生中継を行ない、その後大阪から四国へ向けてスタート!
35度に迫る炎天下の中、インテック大阪をあとにするイケダさんとシラセさん。このレポートは9月27日発売のHBJ146号にて特集予定!
10回目の開催を記念して、ワイドレンジが描いた歴代ニューオーダーのポスターの原画が展示された。
展示される車両のディテイルを食い入るように確認するオーディエンス。カスタムショーの醍醐味は、こんなところにあるのかもしれない。
美しくライトアップされた宝石のようなカスタムマシン。これからオーナーの手に渡り、そして路上にてその真価が問われていくことになる。
プロトのロードホッパーブースに展示されたゼロエンジニアリングデザインのマシン。グースネックのこのスタイルは、もはや定番と言ってもいいだろう。
大阪ハイエンドカスタムシーンを代表するトライジャのブース。キラ星のようなカスタムマシンがアイコンとなる同店の注目度は高い。
そのトライジャが手掛けたVロッドカスタム。ダミータンクからシートカウルに至るまでの一体型エクステリアの美しさにため息が出る一台。
green MCが展示したEVOチョッパー。カチ上げられたステムヘッドにより、やや後ろ下がりとなっているスタイリングがポイント。
エースモーターサイクルが製作したナックルヘッド。徹底的に無駄を削ぎ落したシンプルかつクリーンなチョッパーである。
同じくエースが手掛けたアンアンカスタム。同店の十八番とも言えるボルトオンハードテールが組み付けられたコンパクトなマシンだ。
3台のマシンを持ち込んだルードロッド。目玉は中央のスプリンガーソフテイル。TCをベースに徹底的に手を加え、ヨンパチスタイルに製作されている。
売り切れ必至のニューオーダーオリジナルTEE販売ブース。今年は記念すべき第10回目ということもあり、売れ行き好調!?
サビさえもひとつの要素として車両に取り込み、魅力的に見せることができる。
マシンの顔とも言えるフロントエンドを個性的に演出。作り手の腕の見せどころである。
ニューオーダーショーを締めくくるのは上条早樹によるROPE ART SHOW。もはやニューオーダーには欠かせないコンテンツだ。
TROJAN CYCLESが手掛けたショベルスポーツカスタム。分割タンクの間に設置されたメーターやシートの処理など、見どころは尽きない。
ツインカムソフテイルをベースにCYCLOPS MOTORCYCLEが手掛けたクリーンなカスタム。まさに等身大のカスタムと言える出来である。
OF THE ARTが展示したショベルカスタム。エグリ加工が施されたフューエルタンクやマフラーの取り回しに注目していただきたい。
初代ウルトラマンをイメージしたコチラのEVOスポーツカスタム。このカラーリングはもちろんのことだが、ダービーカバーにはM78の文字が!
ビルダーズチョイス3位を獲得したリボルトカスタムサイクルズのロングフォークパンチョッパー。完璧なディメンションにより、驚くほど軽い取り回しを実現してる。
2台のマシンを持ち込んだラックモーターサイクル。左のパンヘッドチョッパーが見事にビルダーズチョイスの2位を獲得。同店ならではの徹底した作り込みが好評化を得た。
そして見事に優勝を飾ったのはエースモーターサイクルが製作したパンヘッド。モールディングが施されたフューエルタンク&フェンダーと一体型のフレームを骨格としたエースの最新作である。
あえて絞り込まれていないフューエルタンクと前方まで伸びたダブルシートのアンバランス感を全体でバランス取りした、一筋縄ではいかない車両に仕上げられてる。
第10回目の開催となった記念すべきニューオーダーチョッパーショーのTOP3は三者三様のチョッパーが出揃った。皆様おめでとうございます!