例年通り、ショー開催前日の土曜日が搬入日に割り当てられたわけだが、全国からここ名古屋にカスタムマシンが集結し、ショーの準備が進められた。
押しも押されぬ我が国最大のカスタムバイクショーへと成長を遂げた「JOINTS CUSTOM BIKE SHOW 2015」。去る4月12日、晴天のもといつものポートメッセ名古屋にて今期のショーが開催れたわけだが、入場者のその数1万人、出店されたカスタムマシンは約250台に上り、名古屋の底力を改めて実感させられるような内容であった。
10時ゲートオープンの予定であったが、会場を取り囲むような来場者の長蛇の列により、15分繰り上げてゲートオープン。そのあとも長蛇の列は途切れることなく、なんと午後になってもまだまだ会場の外に来場者が溢れていた。二輪パーキングもパンク寸前! ポートメッセはハーレーを中心としたオートバイで埋め尽くされることとなった。
今期のJOINTSは四輪カスタムにも力を入れ、カスタムバイクを中心としたメインの3号館に加え、四輪カスタムは2号館を使って展示。さらにイベントが盛りだくさんとなり、カスタムペインターが集結するペイントウォールにポールダンスショー、二輪駐車場ではエクストリームバイクショーにロデオ試乗会、パワーチェックイベント、ツインテック試乗会などが行われ賑いを見せた。そして今期もハーレープレゼント企画が用意され、来場者はヒートアップ。それではJOINTS 2015のレポートを3回に分けてお届けしよう。
搬入に大忙しのCWZの吉澤さんにお馴染みシェイキン清水さん、オールドスピードファクトリーの坂井さん、そしてジャンクモーターのツトムさん。
手塩にかけたマシンの搬入は深夜まで行われた。スタッフのみなさんも遅くまでご苦労様でした。
ショー当日は快晴に恵まれ、多くの来場者が訪れる予感。いよいよショーのはじまりだ!
朝10時のゲートオープンにも関わらず、9時の段階でかるく1000人は超える来場者の長蛇の列が! これによりゲートオープンは15分繰り上げられた。
徹底した作り込みに定評があるフリースタイルが製作したパンチョッパー。ワンオフ製作されたフレームの取り回しに注目していただきたい。
ガレージ風のブースにショベルチョッパーを展示したボディークリーナー。トータルで同店の世界観が演出されている。
東京から参加したジョイライドが展示したFXRレーサー。前後のオーリンズサスとバックステップでロードクリアランスが確保されている。
神戸から駆けつけたシウンが持ち込んだEVOスポーツカスタム。ロケットカウルを装着したスピード感溢れるカフェレーサーである。
京都のラックMCが製作したパンチョッパー。ガレージチョッパー然としたスタイルであるが、そこはラックのマシン、やはりひと筋縄ではいかない。
リブがあしわられたエッグタンクの塗装はあえて筆で行われている。ヘッドライトはスポットをダブル、ミッドハイステップに三段シートが装着されている。
雑誌HBJでは仮設スタジオを設置し全台撮影を敢行。5月27日発売のHBJ144号にてジョインツ大特集の予定!
セクシーな女性はやはりカスタムショーには欠かせない。ひとたび彼女たちがポーズを取りはじめると瞬く間にひと集りが!
カスタムマシンとセクシーな女性の共演はカスタムショーの大きな楽しみのひとつと言えるだろう。
フィフティーズテイストの彼女が跨るコチラのツインカムが、今期ジョインツのプレゼントマシン。ちょっと豪華すぎ!
ライトに浮かび上がる磨き上げられたクロームパーツ。これぞショーマシンという輝きである。
ヘルメットのカスタムペイントとマシンをコーディネイト。カスタムペイントの底力を感じさせる演出である。
CYLAが展示したフルメッキのショベルヘッド。徹底的にクロームにこだわり無機質な独自の質感を醸し出す一台。
グリーンMCの新作ショベルカスタム。コンパクトなコフィンタンクとサンダーヘッダーマフラーが取り付けられたフリスコチョッパーである。
愛知県のカスタムペインター、センタールーツのブース。至極のカスタムペイントが施されたマシンは見応え充分。
地元名古屋のオールドスピードファクトリーが手掛けたEVOスポーツカスタム。XR750TTを思わせるフューエルタンクとシートカウルが見所のマシン。
同じくオールドスピードファクトリーが製作したEVOスポーツカスタム。極限まで切り詰められたフューエルタンクのバランスが秀逸な一台。
FEWの新作TCダイナカスタム。走りを意識したロードゴーイングカスタムに仕上げられている。
広島から駆けつけたカスタムファクトリーBBが手掛けたフルスクラッチカスタム。独自の和テイストが炸裂した一台にフィニッシュ。
サツマサイクルワークスが製作したエキセントリックなEVOスポーツカスタム。まだ未完のマシンであるが、この個性たるや!
遠藤オートサービスは5台のカスタムマシンを持ち込んだ。低く身構えたロー&ロングのスタイルが同店のアイデンティティと言える。
ペイントウォールに参加したシェイキンの清水さん。ブースにはデュオカスタムと特大アートピースを展示。お馴染みM&KのマコトさんにKEN THE FLATTOP。
地元名古屋のViSEブースにはクルーの車両が数多く展示された。ガレージショーさながらの光景である。
横浜から参加したムーンアイズのブースにお馴染みガッツクロームのブース、そして鋳物専科FORKのブース。スワップミート然としたブースも注目度が高かった。
ジョインツ初出展となるサンダンスのブースではツインテックのプロモーションが積極的に行われた。
サンダンスが手掛けたビューエルのブラストベースのシングルカスタム。C&JフレームにVLフォーク改が取り付けられた渾身の一台である。
A-syksが持ち込んだナックルボッバー。セルモーターを搭載したイージーライディングナックルに仕上げられている。
プロトブースにはゼロエンジニアリングデザインのロードホッパーを中心に5台のカスタムマシンが展示された。
関西ハイエンドカスタムシーンの雄、トライジャのブースには渾身のカスタムマシンが集結。まさにドリームマシンとも言うべき出来栄えのマシンである。
バドロータスが持ち込んだショベルカスタム。同店らしい徹底した作り込みが随所に見受けられるマシンである。
分割タンクの右サイドがオイルタンクとなっている。ノンロッカークラッチ&ジョッキーシフト、リーフスプリングフォークがクラシカルな雰囲気を演出。
ハマーサイクルのブースには対照的な2台のナックルヘッドが展示。HARDLY-DRIVEABLEのチョッパーにツインキャブボッバーである。
MCフォースが製作したショベルチョッパー。ロングスプリングフォークが作り出す均整の取れたスタイリングに注目!
ロデオブースには同店の定番マシンから大幅にカスタムが施されたマシンまで幅広く展示された。
MCDが手掛けたツインキャブナックル。どこまでもソリッドであり、どこまでも刺激的なマシンである。
リンカートの二機掛けはMCDの十八番。VLフォークにスミスメーター、ノンロッカー&ジョッキーシフトのセッティング。
来場者を釘付けにするセクシーなコンパニン。ハーレーカスタムとセクシーな女性の組み合わせは最強!
今期ジョインツでは、とくにセクシーな女性コンパニオンが大活躍。携帯電話やカメラ片手にオーディエンスは大興奮!
ゴージャスなバガーカスタムと美しい女性の組み合わせも申し分なし。
ディテイルに潜む、作り手のこだわり。見れば見るほどに新たな発見が。
カスタムのオリジナリティを追求することは並大抵のことではない。
ケンズファクトリーが手掛けたBMWカスタムプロジェクト「IGNITE STRAIGHT SIX」参加マシン。直列6気筒エンジンを搭載したモンスターである。
ケンズのハイエンドカスタム。オリジナルガーターフォークを筆頭に、随所にハイエンドパーツが装着されたスペシャルマシン。
上質なレザーソロシートに至極のカスタムペイント、こだわりのビレットパーツ群などなど、すべてが見所となる一台。