オレゴン州で1918年創業という100年に迫る歴史を持つWESCO。そんなWESCOの日本の総本山が、ここ大阪のWESCO JAPANである。
ハーレー乗りから絶大な支持を得ているWESCOブーツの直営店、東京のWESCO Ebisu、WESCO Setagaya、石川県のWESCO Kanazawa、そしてその総本山が大阪に居を構えるWESCO JAPANである。東大阪市高井田西のWESCO JAPANは1937年に建てられた趣きの深い建物を改装した店舗でWESCO販売店随一の広さを誇っており、ショールームにはプルオンブーツのボスをはじめジョブマスターなど全モデルのカスタムサンプルブーツが常時100足以上も置かれている。もちろんサイズが合えば購入することも可能。レザーオイルやインソール、シューレースなどのオプションパーツもすべてストックされている。さらにディーエンのニットやジャケット、サリバングローブにベッケルのキャンバスバックも豊富にラインナップ。ショールームの奥にはリペア工房が設けられ、ソール交換やメンテナンスはここですべて行われる。このリペア工房の存在が迅速なユーザーサービスを実現しているわけだ。直営店のみならず全国にディーラーネットワークを構築しているWESCOの心臓部がここWESCO JAPANなのだ。
WESCO販売店の中でも随一を誇る広いショールーム。100足以上のサンプルブーツを参考に、自分だけの1足のイメージも膨らむ空間だ。
無限とも言えるカスタムのバリエーションを秘めたWESCOブーツ。これだけサンプルブーツが揃うと壮観である。
シューレースブーツの代表的モデル、ジョブマスターのサンプルブーツも豊富に揃っている。
適度に履き込まれたカスタムサンプルブーツも多く展示されているので、アナタのカスタムプランの参考になるはずだ。
店内にはWESCO JAPAN代表の岡本さんの愛機、37ELナックルヘッドが展示されていることも多い。
そしてディレクターの河北さん所有のデュオグライド、1960 FLHが展示されていることも。
ショールームの奥には広いリペア工房が設置されている。ソール交換からメンテナンスまでここで行われている。
本国アメリカから運び込まれたソールを縫い付けるステッチャー。ステッチダウン製法にこだわるWESCOブーツのキモはこのステッチャーにあり。
オレゴン州ポートランドのWESCO本社から、社外に出たのはWESCO JAPANのみだというラスト(木型)。これがブーツの命である。
リペア工房ではソールの張り替えに使われる釘などの細なパーツも全てウエスコから取り寄せている。
ショールームにはバリエーション豊富なシューレースやインソールなどもラインナップ。もちろん購入可能。
アメリカで生地から生産したWESCOオリジナルのTシャツなど、アクセサリーも販売されている。
WESCOと同じくオレゴン州ポートランドのニッティングカンパニー、ディーエンのアイテムもラインナップ。
オレゴン州でメイドインU.S.A.を貫き通すサリバングローブ。バイクでの使用はもちろん、タウンユースでも重宝するグローブである。
同じくポートランド創業で、テントやバッグを作り続けているベッケルのキャンパスバッグ。抜群の耐久性を備えたバッグだ。
WESCO JAPANでは同じくポートランド創業のラングリッツレザーズの販売も行われている。本物のメイドインU.S.A.がここにある!
取材協力
住所/大阪府東大阪市高井田西1-1-17
電話/06-6783-6888