ショベルヘッドの4速フレームにトライアンフのフューエルタンクを装着し、アルミ叩き出しのシートカウルを合わせた見応え溢れるマシン。
昨年はライドインショーをメインとしたアウトライドカスタムショーとして姿を変えてお台場の青海パーキングで開催されたハーレーオンリーのカスタムショー “COOL-BREAKER”。今年は原点に立ち返り、11.03(SAT)にパシフィコ横浜でインドアカスタムショーとして開催され、約1000人の来場者を動員した。今期はコンパクトなスペースで早朝搬入のワンデー開催となり、オープン時間は10時~18時までとされた。そのため普段なら夕方には来場者が引けてしまうところ、逆に夕方からの来場者も見受けられた。当日は天候もよく、朝から遊びに出かけた帰りにパシフィコへよったという来場者も多かっただろう。今期はアワードなど設けられず、メインステージのコンテンツとして出展車両のエンジン音を聞くことができるサウンドパフォーマンスショーが行われた。約20台のカスタムマシンがステージに駆け上がりエキゾーストノートを披露。オーディエンスから大きな注目を集めていた。そして昨年に引き続き、震災復興支援として入場料2500円のうち500円は震災復興の義援金として寄付されることになっている。では、COOL-BREAKER 14thの全貌をお伝えしよう!
非常に純正度の高い1941FLナックルヘッド。カスタムショーのガレージの中でもその存在感は、やはり際立っていた。
1950年式のWLをベースに製作されたエキセントリックなボッバー。TTレーサーテイストのシートが最大のポイントである。
怒濤のアップスイープマフラーに目を奪われるショベルチョッパー。カスタムショーのガレージならではのマシンと言える。
非常にクリーンに仕上げられたEVOスポーツチョッパー。このままショー会場に持ち込んでも何の違和感もないクオリティーを誇っている。
EVOのダイナをベースにショベルローライダーを意識して製作されたマシン。カチ上げ気味のZバーがアイデンティティーとなっている。
ショベルヘッドのFXRをベースにフリスコチョッパーを製作。街乗りでは、これ以上快適な仕様はないというくらいの「走る」チョッパーである。
真っ赤なエクステリアが印象的なサイドバルブボッバー。ヒンジ部でカットされたリアフェンダーとやや幅広のハンドルバーがポイント。
ジェネレーターショベルにアイアンスポーツテイストのナセルを組み合わせたガレージチョッパー。この自由な発想が駐車場のマシンの面白さである。
スリープウォーカーが手掛けたEVOソフテイルベースのチョッパー。ゴールドリーフにピンストライプをあしらったカスタムペイントに注目。
なんともイイ雰囲気のアイアンスポーツである。ボルトオンハードテイルにピーナッツタンク、サドルシート&ピリオンパッドは定番であるが、やはりイイ!
レアなXR1000も停められていた。XR750のシリンダーヘッドとXLXの腰下を組み合わせたホモロゲーションモデルである。
ブラッククロームが製作したEVOスポーツカスタム。ダートトラッカーテイストに仕上げられた隙のないマシンだ。
グッドコンディションが保たれているFXEショベルヘッド。ストックに近い状態で、たっぷりとオーナーの愛情が注ぎ込まれているのが伺える車両である。
自由な発想で製作されたサイドバルブチョッパー。シート形状やハンドルのマウント、さらにフロントホイールの金網など個性溢れるディテイルのオンパレード。
ハイトを高めに設定した小振りなフューエルタンクがアイコンとなるパンヘッド。幅広の鋭角的なハンドルバーも個性的だ。
エッジの効いたマフラーが見せ場となるEVOソフテイル。Zバーのフォルムもこのマフラーのコンセプトに沿ったものだ。ホワイトのスキャロップも然り。
タンジェリンオレンジベースのエクステリアがアイキャッチとなるEVOソフテイルチョッパー。気負いなく付き合える等身大のマシンと言える。
スポーツスター883Rをベースに製作されたチョッパー。ストックのブラックモーターに合わせて要所をブラックアウトとし、統一感が計られている。
パープル&ホワイトのカラーリングが時代を感じさせるデュオグライド。ウインドシールドにサイドバッグを装備した、まさに旅仕様と言える。
ご存知、ホットドックが製作したロー&ロングカスタム。キャンディレッドをアイコンに徹底的に手が加えられたスペシャルワン。
ショベルヘッドの4速フレームを生かして製作されたコチラのマシン。カットされたリアフェンダー&シッシーバーがリアエンドのポイントである。
サンダンスのコブラタンクを筆頭に、同店のパーツで固められたEVOカスタム。他を圧倒する只ならぬ存在感が際立っていた。
グリーンフレイクのコフィンタンクがポイントとなるショベルチョッパー。高く上方に突き立てられたハンドルバーも見逃せない。
4速フレームにリジッドバーが取り付けられた骨格がキモとなるショベルヘッド。タイトなZバーやカチ上げマフラーなど、独自の雰囲気が溢れている。
バランスのいいショベルリジッド。74スプリンガーフォークにフロント21インチ、リア16インチのセッティングはやはり王道である。
極限までローダウンが施されたナックルチョッパー。フロントの倒立フォークはナイトイエーガー製、シャープなダブルシートはスカルダグリーのプロダクツ。
AMF時代のグラデーションカラーがポイントとなるスポーツスタータンクが取り付けられたアイアンチョッパー。ハンドルのフォルムもグッド!
ヤレたスポーツスタータンクに注目のパンヘッド。前後にはHリム、フロントフォーク&ドラムブレーキはアイアンスポーツからの流用であろう。
フリスコフェンダーが取り付けられたEVOスポーツ。ルーカステールにロングタイプのターンアウトマフラー、XRバーが装着されている。
タイトに押し込まれたアップマフラーがこだわりのショベルヘッド。4速フレームにリジッドバーというハードなセッティングである。
やや後ろ下がりのスタイリングが60年代を感じさせるロングフォークチョッパー。ラビットバーにキング&クイーンシートという極楽ポジション。
ゴールドフレイクのエッグタンクがアイコンとなるショベルヘッド。B級テイスト溢れるマシンであるが、各部のこだわりが感じられる仕上がりを誇る。
イイ雰囲気のショベルヘッドのFLH。スタンダードな車両であるが、いつ見てもその良さは色褪せないモデルと言える。
ブルーメタリックにホワイトのフォークラインが描かれたタイトなスポーツスタータンクと、アルミ地のリブフェンダーの組み合わせがグッド。
ブラウンのカラーリングがシックなエボリューション。ストック然としたスタイルが保たれているグッドコンディションの車両である。
一見するとEVOスポーツがベースのマシンとは思えないようなチョッパーに仕上げられている。スポーツスターにシッシーバーが新鮮な印象だ。
ピーナッツタンクが取り付けられたショベルヘッドベースのロングフォークチョッパー。ワイドグライドのフロントフォークという点がポイント。
今から10年以上も前にゼロエンジニアリングが手掛けたナックルヘッド。ミニマルなタンクでナックルヘッドの存在感を極限まで際立たせている。
ショベルヘッドをリジッドフレームに搭載したコンパクトなマシン。スプリングフォークにサドルシート、サイクルフェンダー、マフラーも見所である。