進化はしつつも往年のスタイルを保ち続けるハーレーダビッドソン。このモーターサイクルを選ぶからには、その歴史に対して敬意を払ったスタイルにまとめることが必須となる。それはモーターサイクルも乗り手も、だ。
ヴィンテージ感を演出するなら、レザーという選択肢は外せない。しかしながら世のレザーグローブで、スタイルやビジュアルにこだわりつつも最低限の機能性を有したものというのは、決して多くはない。この Three Legs (スリーレッグス) のグリッピンググローブは、そうした難題に真っ向から挑み、メーカーの解答として編み出された逸品だ。
アメリカの……というよりは、カフェレーサーを駆るロッカーズが疾走する1960年代のイギリスを思い浮かべるデザイン。レーシーかつクラシカルな雰囲気を漂わせるこのグローブは、スポーツスターやダイナなどのモデルにベストマッチする。さりげなく施されたプロテクションに、レーサー仕様としてのこだわりを感じる。
操作性は欲しいけど、ファッションとしての雰囲気も損ねたくない――。そんなオーナーの選択肢となりえるレザーグローブである。