SPEEDSTARCAFEカフェ・東京都世田谷区ハーレーオーナーのお店

SPEED STAR CAFEの画像

アメリカのレースシーンを再現した
オーナーの世界観あふれるカフェ

ハーレーダビッドソンとレース――。一見ミスマッチとも思える両者だが、かつてハーレーがサーキットを席巻した時代があったこと、そしてアメリカのレースシーンが今なお高い人気を誇ることを知るオーナー水口和明氏だからこそ実現できたテイストのカフェ、それがこのスピードスターカフェだ。

知る人ぞ知るタイヤ専門店スピードスター代表の水口氏が考案したライダーズカフェで、テーマはずばり「タイヤカフェ」。元々倉庫として借りていたが、立地の良さや思っていた以上に奥行があったことから、ライダーズカフェという構想が浮かび、実現の運びとなった。「タイヤ交換に来てくれたお客さんにゆっくり待ってもらいたいと思い、くつろげる空間として作りました」と水口氏。ウルトラをはじめとする重量級ハーレーのタイヤ交換となると、作業が一時間では済まないことも多々ある。スピードスターを愛用するオーナーにとっては、朗報と言えるだろう。

壁一枚を隔てた向こうには、タイヤ専門店の在庫であるタイヤがズラっと並び、独特のゴムの香りがただよう。アメリカのショットバーのような内装で、チェッカー模様の床にモータースポーツ・レースの DVD が映し出される大きなテレビ、アメリカンナイズされた装飾、そしてバイク雑誌の数々と、ライダーにとってはたまらないひとときが過ごせる空間となっている。

オーナーである水口氏、そしてこのカフェ担当である REI さんはどちらも FXDL ダイナ・ローライダーを所有、倉庫にはその２台が並んでいる。「バイクに乗り出してまだ３年ですが、お客さんと楽しくおしゃべりできたらいいな、と思っています。大型モニターではモータースポーツの映像を流していますが、リクエストがあればみんなでサッカーを観たり、お客さんが少ないときなら好みの音楽をかけたりしちゃおうと思っています（笑）」と笑顔で話す REI さん。タイヤ交換時の待ち時間が楽しく過ごせるだろう。もちろん、立ち寄ってコーヒーとともにくつろぐだけでもOKだ。