ハーレーダビッドソンを筆頭にSRやXS、W650などの国産空冷シングルやツインモデルを取り扱うブラットスタイル。オープンして16年目となる同店代表、高嶺剛にとってモーターサイクルは生活の一部であり、考えたこともないほど自然なもので彼の人生に寄り添う掛け替えのない存在となっている。7年前に手に入れたストローカーが組み込まれた愛機のパンヘッドは、すでに5回ほどスタイルが変更されている。サンドレーサーをイメージした今の姿は、まさにノンジャンル。どこにも属さないハーレーのオリジナルスタイルだ。モトクロスレースに傾倒する彼ならではのアプローチと言える。モトクロッサーを製作しつつ、チョッパーも手掛けるブラットスタイル。まったく違う車両であるが、どこか同じスピリットを感じると彼は話す。このパンヘッドのスタイルが今のブラットを象徴している。