FLHT エレクトラグライドスタンダード
2019年度の中期導入モデル、FLHT エレクトラグライドスタンダード。2010年式モデルでラインナップから姿を消したFLHT エレクトラグライドの後継モデルである。排気量1745ccのMilwaukee-Eight 107エンジンを搭載し、ツーリングモデルのアイコン、バットウィング・フェアリングとサドルバッグを装備した極めてシンプルなツーリングモデルだ。
「アメリカ国土を横断できるバイクを」と、ハーレーダビッドソンが開発し続けてきたカテゴリー、ツーリングファミリー。前後とも最新のサスペンションシステムを搭載したツインショックフレームを骨格に、最新のVツインエンジン「ミルウォーキーエイト」を搭載したツーリングモデル群は、いずれも圧倒的な走破性を誇るバイクへと進化した。また本年度よりロードキングとロードキングスペシャル以外のモデルに搭載されるフェアリング内のインストゥメントパネルには、ハンズフリー音声認識に日本語ナビ、そしてApple Car Playにも対応可能にする「BOOM™! BOX GTS」を内臓。さらにロードキングスペシャル、ストリートグライドスペシャル、ロードグライドスペシャル、ロードグライドウルトラ、ウルトラリミテッド、ウルトラリミテッドローの6車種は、従来のミルウォーキーエイト107(排気量1,625cc)からミルウォーキーエイト114(排気量1,868cc)にアップグレードが果たされている。利便性をも高めたツーリングモデルが今年も日本のロードシーンを席巻する。
2019年度の中期導入モデル、FLHT エレクトラグライドスタンダード。2010年式モデルでラインナップから姿を消したFLHT エレクトラグライドの後継モデルである。排気量1745ccのMilwaukee-Eight 107エンジンを搭載し、ツーリングモデルのアイコン、バットウィング・フェアリングとサドルバッグを装備した極めてシンプルなツーリングモデルだ。
その存在感を強く示すネーミングとともに、ラインナップ歴が四半世紀に及んだ伝統の一台。その系譜は1970年代の人気モデルFLHSに始まり、当時最新であったツインショック構造フレームとともに伝統的なスタイルを踏襲。ミルウォーキーエイトエンジンを搭載した最新のロードキングは、ノスタルジックでありながら快適な旅をも約束する。
ストリートグライドに現れるバガーカスタムの流れは純ツアラーモデルであるロードキングにも押し寄せ、規格外とも言えるストリートバイクを生み出した。この2019年モデルよりエンジンも107ciから114ciへとパワーアップを果たしたロードキングスペシャル。アメリカで最先端のカスタムムーブメントに触れられる稀有な一台と言えよう。
カンパニーがバガーカスタム向けモデルとして生み出したストリートグライド。フロント19 / リア16インチというホイールサイズにスポットライトなどを取り外した無駄のないフロントマスク、ロー&ロングスタイルを強調するローダウンスタイルと、”はじめの一歩”として申し分ないベースモデルに仕上げられている。
バガーカスタムの申し子と言われるストリートグライドを一層ソリッドにしたこのスペシャルモデル。フロント19 / リア18というクラシックスポーツバイクのホイールサイズで、この2019年モデルよりミルウォーキーエイトエンジンも114ciにパワーアップ。規格外のストリートバイクを手にしたいオーナーにうってつけのモデルだ。
デュアルヘッドライトを備えたシャークノーズフェアリングから成るフロントマスクがキャラクターを決定づけるロードグライドは、ウルトラとともにツーリングファミリーの土台として支え続けてきた伝統的なモデルだ。フェアリングがハンドルマウントではない分 ハンドリングが軽快なロードグライドは、取り回しを重視する人にうってつけのモデルとも言える。
排気量1,868ccのミルウォーキーエイト114エンジンにフロント19 / リア18インチというホイールを付与し、シャークノーズフェアリングのロードグライドを一層パワフルでスポーティなマシンへと進化させたスペシャル版モデル。土台となる部位がすべてブラックアウトされ、ベースであるロードグライドと比べてもグッと引き締まった印象を与える。
シート上にトップケースが追加され、さらにフェアリングにも大きなウインドスクリーンが備わって大陸横断バイクとしてのマシンへスケールアップしたウルトラ版ロードグライド。ホイールサイズもフロント17 / リア16インチと、安定の走破性を誇る仕様へとグレードアップ。もちろんエンジンは排気量1,868ccのミルウォーキーエイト114仕様に。
スポットランプを備えたバットウイングフェアリング、アメリカという広大な国土を軽々と走破してしまえるメガツアラーとしての装備の数々、そして416kgという重量級モデルを難なく駆動させる空冷・水冷機能を併せ持ったツインクールド・ミルウォーキーエイト114エンジンが備わるウルトラリミテッド。常に限界を超えていくことを至上命題としているようだ。
メガツアラー ウルトラを「小柄な人でも楽しめるよう」と、ローダウン仕様として登場したのがこのウルトラリミテッドローだ。基本的なマシン性能や装備はウルトラリミテッドとまったく変わらず、グッと沈んだポジションにより足つき性を高めている。女性でも「これなら乗れそう」と思えるまでに。