FLTRU ロードグライドウルトラ
2013年以来の復活をはたしたウルトラ版ロードグライド。ハーレー創業110周年の『プロジェクト ラッシュモア』によってパワーアップした新型ロードグライドをベースに、ウルトラの名にふさわしい装備を与え、新しい旅のあり方を示すモデルとして送り込まれた。
アメリカという広大な国土を走破できるモデルの開発に勤しんできたハーレーダビッドソン。113年の歴史のなかでさまざまなチャレンジを行い、あらゆるノウハウを蓄積してきた結果、今のハーレーが存在する。さまざまなタイプのモデルが世に送り出されるなか、本流である大陸横断バイクのあるべき姿をカテゴライズしているのが、このツーリングファミリーだ。どこまでも伸びる荒野のなかのストレートロードを苦もなく走り抜けるツアラーモデルは、キング オブ モーターサイクルと呼ばれるハーレーの象徴として君臨する者たち。日本ではその性能を持て余してしまうのではと思うほどハイグレードなモデルラインナップに迫ろう。
2013年以来の復活をはたしたウルトラ版ロードグライド。ハーレー創業110周年の『プロジェクト ラッシュモア』によってパワーアップした新型ロードグライドをベースに、ウルトラの名にふさわしい装備を与え、新しい旅のあり方を示すモデルとして送り込まれた。
“王の帰還”と言っていいだろう、3年ぶりにラインナップへ帰ってきたロードキング。100年を超える歴史を持つハーレーだからこそ生み出せる風合いとスタイリングが最大の魅力で、徹底的に性能を追求した他のツアラーとは異なり、旅にノスタルジックな雰囲気を与えてくれる。
エレクトラグライドがラインナップから姿を消した今、ヤッコカウルを備えたウルトラとしてファミリーを牽引する重責を担うこととなったリミテッド。ウルトラだけに許された水冷機能を搭載したツインクールド ツインカム110エンジンが最高のツーリングを味わわせてくれる。
最高の存在でありながら、その重量感とボディサイズから小柄な日本人にとってはハードルが高いウルトラ。そのウルトラをローダウンしたら?そんな発想から生まれたウルトラローは、本来のライドフィールはそのままに抜群のバランス感覚で安定感をもたらす。
『プロジェクト ラッシュモア』によって生み出された新型ロードグライドは、人間工学の観点から設計されたまったく新しいモデルで、ツーリングにおけるライダーへの負担を軽減するスタイルに仕上げられている。堂々としたデュアルヘッドライトのフェイスが魅力だ。
バガーカスタムのベースモデルとして生み出され、今アメリカで大きな人気を博しているというストリートグライド。あえてシンプルなグラフィックとしているところにカスタム欲を刺激されるよう。オーナーの味つけ次第でまったく違う姿へと変身する希有なモデルだ。