XL1200CX ロードスター
2016年ミッドイヤーモデル第三弾 XL1200XC ロードスター。フロントサスペンションには新開発のプレミアムライド・カートリッジ式43mm倒立フォークを採用。リアサスペンションはプリロード調整付き専用プレミアムライド・エマルジョンショック。サスペンショントラベルは、フロント4.5インチ/リア3.2インチと、スポーツスター史上最大となっている。
スポーツスターの祖は遡ること半世紀、1952年に登場したハーレー初のストリートスポーツバイク「モデルK」だ。第二次大戦後、ヨーロッパから持ち込まれたブリティッシュバイクがアメリカを席巻、それまで主にクルーザーを手がけていたハーレーが危機感を抱き、初のスポーツバイクとしてモデルKを生んだ。今やハーレーダビッドソンを語るうえで欠かせないカテゴリーへと成長し、ここ日本は世界中でもっともスポーツスターがひしめきあう国とも言われる。今年の注目はマイナーチェンジをはたしたフォーティーエイトとアイアンだが、ファクトリーカスタムモデルで固められたラインナップはいずれも個性派揃いで、あなたに合った一台が間違いなくこのなかにある。
2016年ミッドイヤーモデル第三弾 XL1200XC ロードスター。フロントサスペンションには新開発のプレミアムライド・カートリッジ式43mm倒立フォークを採用。リアサスペンションはプリロード調整付き専用プレミアムライド・エマルジョンショック。サスペンショントラベルは、フロント4.5インチ/リア3.2インチと、スポーツスター史上最大となっている。
人々を魅了するボバースタイルはそのままに、前後サスペンションのアップグレードと、走行性能の向上という点でのアップデイトをはかった新型フォーティーエイト。そのライドフィールは昨年までのモデル以上の効果を見せ、強烈な個性とともにその世界観を今なお広げつつある。
FLスタイルの無垢なスポーツスター、その存在意義はやはりカスタムだ。フォーティーエイトでは実現できないオリジナリティが魅力のボバースタイルへカスタムすれば、量産モデルでは生み出せない個性的なオーラを放つことができるのだ。
クロームメッキ仕様のエンジンにキャンディーフレークデザインのピーナッツタンク、大きく持ち上げられたエイプハンガー、ホワイトリボンタイヤと、魅力的なディテールで象られるファクトリーチョッパー。そのスタイリングたるや。
必要にして十分ーーその言葉がしっくりと馴染む1200Tスーパーロー。日本人のサイズ感にあったスポーツスターをベースに、タンク容量や積載能力といった懸念案件をすべて払拭したツアラーモデルでなら、日本中のどこへでも走っていけそうだ。
スポーツスタータンクにナローフォーク、フロント19/リア16インチの足まわりと、スポーツスター本来の姿を今に伝える唯一のモデルが大幅に走行性能をアップさせた。ローダウンモデルとは思えないしなやかな走りは、スポーツスターの正統後継者の名にふさわしいもの。
フロント18/リア17インチという足まわりに17リットルという十分な容量を誇るワイドタンクを備えたローダウンモデル。ハーレーダビッドソンの哲学を起源としつつ、合理的に探求した結果生まれた現代版スポーツスターには、カスタムでの進化という楽しみが秘められている。