FXDB ストリートボブ
さらなるチョッパーカスタムをイメージしやすいダイナの人気モデルが今回ブラッシュアップされた。ウインカー一体型テールランプの採用にオリジナルのソロシートに加え、エンジンカバーやトリプルツリー、アウターチューブがブラックアウトされるなどダークな印象を強めた感がある。
このほど引退を表明したカンパニーのレジェンド、ウィリー・G・ダビッドソンがまだまだ若かった 1970年代初頭、「スポーツスターの走行性能とビッグツインのパワーを兼ね備えたモデルを」というコンセプトから生まれた FX シリーズ――これがダイナファミリーの原点である。この 2013 年、ブラッシュアップを図った FXDB ストリートボブ、カンパニーのダイナに対する新解釈として誕生した FLD スイッチバック、そして日本で高い人気を誇る FXDL ローライダーもラインナップされるなど、ダイナファミリーの健在っぷりをアピールしている。ビッグツインとスポーツの“美味しいとこどり”がしたい人なら目が離せないファミリーだ。
さらなるチョッパーカスタムをイメージしやすいダイナの人気モデルが今回ブラッシュアップされた。ウインカー一体型テールランプの採用にオリジナルのソロシートに加え、エンジンカバーやトリプルツリー、アウターチューブがブラックアウトされるなどダークな印象を強めた感がある。
“FX”なる冠がスタンダードだという既成概念を覆したダイナ初の FL モデル。ヘッドライトナセルにフットボードやサドルケースなど、ダイナ版ロードキングとも言えるスタイリングは、改めて「ハーレーで旅する楽しさ」を感じさせてくれる。シンプルにまとまっているのでカスタムのイメージも広がりやすい。
ウィリー・Gによって生み出されたダイナファミリーの代名詞的存在として君臨し続ける不朽の名作。すでに本国ラインナップからは姿を消しているが、ここ日本では根強い人気を誇ることから今なおラインナップを飾る。スタンダード=王道なのだと理解させてくれるモデルであると言える。
二灯ヘッドライトがインパクトを与えるダイナの中でも異端的存在。16インチのフロントタイヤにダブルディスクブレーキ、ドラッグハンドルバー、トミーガンマフラーなど、攻撃的な要素を持ち合わせているところも魅力的。従来のダイナモデルとは違った味わいがあり、そこがツボにハマる人も。
1980年に誕生した FXWG ワイドグライドの後継モデル。伝統のフレイムスデザインにシッシーバー、21インチフロントタイヤにレイク角34度のフロントフォーク、フォワードコントロールとあらゆる部位が強烈に主張してくる。カスタム不要のチョッパーモデルとして他を圧倒する特別な一台だ。
2005年から続くロングランモデルで、ファクトリーカスタムモデルの先駆け的存在。クロームメッキを配した煌びやかなツインカムエンジンは健在で、今回 110 周年アニバーサリーエディションが並べられている。乗りやすさという点で言えば、ダイナの中でも上位に位置する一台である。