バイクに乗るようになったのはここ数年のことで、初バイクがハーレーでした。最初に購入したのは2013年式のスポーツスター XL1200CB リミテッドというモデルで、2年ぐらい乗っていましたね。XL883N アイアンと悩んだんですが、”黒い”、そして”チョッパーっぽい”ってところで選びました。
結構気に入って乗り回していたんですよ、週末のたびにツーリングに行ってて。もちろんカスタムにも興味はあって、もう少しシュッとしたスタイリッシュなチョッパーハーレーにしたいなって思っていたんです。
そんなとき、家の近くにカスタムショップ「シュアショット」が移転してきて、そのときからずっと気になる存在でした。でも店頭に並んでいるカスタムハーレーや店構えになんとくなく敷居の高さを感じていて、「私みたいな初心者が行ったら相手にしてもらえないんだろうな」なんて思っていました。
そんなとき、友人がシュアショットに行くというので、そこで便乗させてもらったんです。カスタムの相談をするつもりだったんですが、いろいろ話しているうちに「買い換えた方がいいんじゃない?」ってなって。さらに、ちょうどお店にあったこのリジッドスポーツが自分のイメージそのままだったんで、XL1200CB を下取りしてもらい、バイクが入れ替わっちゃいました。
シュアショットで販売されていたときからある程度はカスタムされていて、自分の色として付け足したのはアタッカーバーぐらいかな。XL1200CB のときにも付けたんですが、これがまったく似合わなくて(笑)。今のリジッドスポーツにはよく似合っていると思います。
自分としては「男前なカスタム」を目指していて、今もいい形にまとまっていると思います。この次は、スイッチボックスをグリメカみたいに小さくして、シートもシュアショット製のカッコいいやつにしたいですね。それとペイント! もっと全体的に黒くしたいので、トリプルツリーやアウターチューブなんかをブラックアウトしようと思っています。そこでヘッドライトレンズを黄色くしたら、もっとカッコよくなりそう!
このリジッドスポーツに乗るようになってから、ファッションも変わっちゃいましたね。以前からハーレー雑誌をよく読んでいたんですが、初心者向けだったものがかなりコアな専門誌になっちゃいました。周囲からも「変わったね」って言われます(笑)。
それも、すべてシュアショットとの出会いからでした。「カスタムビルダーの人って怖そう」ってイメージが強かったんですが、実際にお話ししたシュアショットの相川拓也さんは物腰が柔らかくて、どんなに些細なことでも親切に教えてくれました。それと、ものすごくバイクが好きな人なので、バイクの面白さや楽しみ方を熱心に教えてくれるんです。
今は家の仕事をやりながら、シュアショットで雑用係としてアルバイトしています。お店のなかを掃除したり、相川さんやスタッフのお手伝いをしたり……。そうしているとハーレーのことをもっと知るようになってきて、それが今のライフスタイルにつながっているんです。ハーレーから生まれたご縁、今は日々が楽しいですよ!