バイクに乗るようになったのはかなり遅くて、30代後半になってから自動二輪免許を取得しました。キッカケは主人で、彼が昔からバイクに乗っていたからなんです。ハーレーダビッドソンというバイクを意識するようになったのも主人がスポーツスターを買ってから。今から10年ほど前、そのスポーツスターのタンデムで四国ツーリングに行ったんです。ツーリングはすごく楽しかったんですが、後ろに乗っているときのお尻の痛さと言ったら……(笑)。「バイクで走りに行くのは楽しい。だから私も免許を取ってバイクに乗ろう!」って思ったんです。
最初に乗ったのは、カワサキ・エストレヤという250ccのクラシックネイキッドでした。バイクに乗る楽しさを存分に味わわせてくれた大切なバイクだったんですが、ハーレーがメインのバイク仲間とツーリングに行くと、この排気量じゃついてはいけませんでした。自分もハーレーに乗りたい!という想いを主人に告げたところ、「大型免許を取ったら、ハーレー買ったる」と言われ、それで念願の限定解除をはたしたんです。
カスタムのこととか詳しくないので、カスタムに関しては主人に要望を伝えたうえで、彼が選んだパーツを取り入れるようにしています。この赤いカラーリングが気に入って選んだので、今のところグラフィックを変える予定はないですね。やるとしても、赤はそのままにロゴだけって感じでしょうか。
私の身長が158センチなので、やはり足つきは気になりました。XL883Lの高さを変えないサスペンションを前後に備えつつ、トランプのソロシートで両足がストンと真下に降りるよう整えました。乗り心地はとてもいいです。
主人が以前からお付き合いしていることもあって、カスタムやメンテナンスはもっぱらトランプサイクルにお願いしています。インジェクションチューニングもおまかせしていて、今回も長岡さんにしっかりセッティングしてもらいました。ますます走るのが楽しくなってきましたよ!
主人がスポーツスターを購入して以来、ずっとお世話になっているのがこのトランプサイクルの長岡さんです。主人はカスタムでもなんでも自分でやりたがるんですが、イメージするスタイルがトランプのそれとマッチするからなんでしょう、選ぶパーツもほとんどトランプのものですね。長岡さんは「こういうのがあるといいな」って思うパーツを作ってくれているんですよね、そういうところが「さすがスポーツスターを知り尽くした人だな」って感心します。
カスタムはあともう一段階ってところですね。取り入れたいのは、ミスミエンジニアリングの10スポークホイールとトランプのライトスプロケットです。予算がまとまり次第、交換に来ようと思っています。
ハーレーに乗るようになってからしょっちゅうツーリングに行っていて、なかでもキャンプが一番楽しいですね! 去年は念願の北海道ツーリングを経験したんですが、経験豊富な主人やバイク仲間が定番ルートにしてくれたということもあり、改めて北海道上陸を目論んでいるところです。
うちは長女がすでに嫁入りしていて、今は孫もいるんですよ。私たち夫婦がハーレーに乗って楽しんでいるさまを暖かく見守ってくれていますね。おかげでハーレーライフを存分にエンジョイできています!スポーツスターの楽しさはまだまだ尽きないですね。