VIRGIN HARLEY |  安藤 千草(2012 FLSTN)インタビュー

安藤 千草(2012 FLSTN)

  • 掲載日/ 2014年06月25日【インタビュー】
  • 文/青木タカオ 写真/磯部孝夫
    本記事は VIRGIN HARLEY vol.21 にて掲載されたものです

ハーレーインタビューの画像

男性と同じように接してくれる
そんなハーレー仲間たちに感謝!

「ハーレーに乗りたいから、普通二輪免許はいらないんです!」

安藤千草さんは1年前に大型二輪免許を取得。「まずは普通二輪をとってから、大型にステップアップしてはどうですか?」という教習所の提案に対し、キッパリこう答えた。

子どもの頃から活発な女の子だったから、突然ハーレーに乗りたいと言っても、まわりの友人は驚かなかった。ウェイクボードやスノーボードなど、身体を動かす趣味は他にもたくさんあったが、これほどにまで夢中になるとは自分でも驚いている。

「ハーレーを買ってからはもう毎週のように走り回っています!」

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天気さえ良ければ、キャンプ道具をリアキャリアにくくりつけ、どこへでも走りに行く。その結果、関東周辺だけのツーリングで、新車のオドメーターは2万キロを軽く超えた。

「もっと長い休みがあれば、ロングツーリングにも出てみたいのですが、今のところ1泊ツーリングまで。北海道や九州にも行ってみたいです!」

1人で走るのも好きだが、大勢で走るのもまた楽しい。ハーレー歴はまだ1年だが、仲間は増えていくばかりだ。

「何も知らないで乗り出したので、すべてが新鮮でした。いろいろな人と出会い仲間に入れてもらえたし、ツーリングに誘ってもらえるのがすごく嬉しいです」

女性だからといって特別にチヤホヤされたり、気を遣われたりしないので、ハーレー乗りのグループは居心地がいいという。年齢や職業などを問わず、ざっくばらんにつきあえる、そんなハーレーのコミュニティを千草さんは、とても気に入っているのだ。

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「メンテのことも教えてもらいました。エンジンオイルやフィルターの交換は自分でやっているんですよ!」

工具を使うのは好きで、エンジンの構造などについても勉強中だという千草さん。最初は自分のハーレーだけ、マフラーの音が小さいのはどうしてなのだろうかと不思議だったという。

「音が大きいハーレーって、マフラーを交換しているからなんですね。そんなことさえ、わからなかったんです。可笑しいですよね(笑)」

ハーレーに乗ってからはファッションもガラッと変わった。

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「性格は昔から活発でしたが、服装はいつもスカートばかり。でも、ハーレーに乗るようになってからはパンツにブーツという感じに。スカートを履く機会がなくなっちゃいました(笑)」

髪も切ってイメージを一新。それもまた、千草さんは楽しんでいる。

「来週は女性だけでサクランボ狩りツーリングです。男性が混ざっていても楽しいですし、女の子だけでワイワイ言いながら行くのも最高! 楽しみは尽きませんよっ!!」

目を輝かせて、そう言うのだった。

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シンプルな構成でカスタムベースとして最適なスポーツスターという存在でもあるが、すでにライトカスタムを施して、そのベーススタイルをさらに魅力的な存在に変化させている田上さん。変更点はハンドルバーやエアクリーナーボックス。そしてシートも小振りなサドルシートへと変更されていた。今後はウインカーなどの保安パーツをよりシンプルにしたいと夢は膨らむばかりだが、いじるより、やはり乗ることが楽しいというのが本音である。
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