カリフォルニアのワインディングを2日間、300マイル(約480km)テストライドするジャーナリスト向け試乗会にて、フルモデルチェンジを果たした2018年式ローライダーに乗ってきた。
FXシリーズの顔とも言うべきこのモデルは、1977年の初代FXS ローライダーでは排気量1,200ccのショベルヘッドを積み、翌78年には1,340cc化。87年にFXRフレームに1,340ccのエボリューションエンジンを搭載するFXLR ローライダーでそのネーミングが復活すると、93年にはダイナフレームのFXDL ダイナ・ローライダーが誕生。99年にツインカム88(1,450cc)にエンジンを換装し、以来、段階的に排気量を1,584cc、1,690ccと上げつつ、外装も少しずつ変えてきた歴史がある。
そして2018年式で、メインフレームとエンジンを大刷新。これはローライダーの長い歴史のなかで、重要な出来事だといえる。