VIRGIN HARLEY |  新型ソフテイル FXBRブレイクアウトの秘められた実力とは!?試乗インプレ

2018年式 FXBR/S ブレイクアウトの画像
HARLEY-DAVIDSON FXBR/S BREAKOUT(2018)

新型ソフテイル FXBRブレイクアウトの秘められた実力とは!?

FXBR/S ブレイクアウトの試乗インプレッション

刷新された前後サスペンションにより
エンジン性能を活かした旋回性がアップ

FXBR/S ブレイクアウトの画像

試乗コースは米国カリフォルニアのワインディング。ステップ裏のバンクセンサーを路面に擦りつつ、60mphのハイスピードで駆け抜けるダイナミックな高速コーナーもあるが、新型ブレイクアウトはそれをまるで苦にしない。従来モデルならお手上げだったかもしれない、コーナーの連続する山岳路を2日間300マイル(約480km)、ずっと走りっぱなしなのに終始楽しいのだ!

レイク角34度と深く寝かせたフロントフォークに、大径21インチをセットするブレイクアウトのハンドリングは、もともと手強いものだったが、130mmのストローク量を持つインナーチューブ径49mmのSHOWA製デュアルベンディングバルブフォークと、動きの良いモノサスペンションを備えることで、車体は寝かしやすくなった。

FXBR/S ブレイクアウトの画像

もちろん相変わらずのアンダーステアで、コーナーでは乗り手が「よし曲がるぞ」と身体をイン側へ大胆に入れるなどのキッカケが必要だが、旋回中に想定外の衝撃を受けても前後サスが外乱をしっかり収め、落ち着いたハンドリングを守ってくれる。

巡航速度を高めたエンジンの性能を活かすべく旋回性が高まり、安心してハイスピードのまま高速コーナーに突っ込んでいけるようになった。

FXBR/S ブレイクアウトの画像

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