第1回 オイル添加剤の種類と、スーパーゾイルの特長
さまざまな製品が市場にあふれ、多くのサンメカが興味を寄せるエンジンオイル添加剤。どれもが手軽な性能向上をアピールするが、それらはどれも同じではない。劇的な性能アップを謳うことなく、しかし15年にわたってユーザーに支持されるスーパーゾイルとは、どんな添加剤なのだろうか。
さまざまな製品が市場にあふれ、多くのサンメカが興味を寄せるエンジンオイル添加剤。どれもが手軽な性能向上をアピールするが、それらはどれも同じではない。劇的な性能アップを謳うことなく、しかし15年にわたってユーザーに支持されるスーパーゾイルとは、どんな添加剤なのだろうか。
発売当初、スーパーゾイルは修理を目的にセールスを行ってきた。その中で、冷間時には始動するが暖まると止まってしまうような軽い焼き付き状態のエンジンや、シリンダー内に発生したサビでピストンリングが固着したような船舶用エンジンを、再び調子よく稼働できるようにした実績もあるという。
エンジン内部の金属表面に存在する、微細な突起に化学的に反応し、生成した金属化合物によって表面を改質するスーパーゾイル。人気の移り変わりの激しいオイル添加剤市場でヒットを続ける最大の理由は、効能を実感できる性能にある。エンジンは無論、それ以外にも有効なゾイル効果を検証しよう。
スーパーゾイルの添加量はオイル容量の8~10%が基準だが、その割合を守って使用していると中途半端な余りが出ることがある。そして、一部ユーザーの中にはこの余剰分を別容器に移し替え、エンジン以外に使用する例があった。エンジンだけでなく、車体にも効果のある使い方をいくつか紹介しよう。
平滑で精密に見えるエンジン内部の金属加工面。しかし、厳密には微細な突起があり、それが摩擦抵抗を招いているのは周知の事実。そんな抵抗要素に化学的反応を起こすことで、金属表面を改質するのがスーパーゾイルだ。ここでは「ゾイル効果」を持つスプレー&グリースに注目しよう。
低粘度のスーパーゾイルスプレー、中間粘度のスーパーゾイルチェーンルブ、そしてリチウム基油のスーパーゾイルグリース。その粘度を理解して使用状況によって使い分けることによって、より確かな「ゾイル効果」を得られる。この金属表面改質効果は数多くのサンメカに体感してほしいものだ。
数多くのユーザーに認められたモーターオイル添加剤「スーパーゾイル」。実は、その高性能添加剤を含有した4ストエンジン用オイルも発売されているのだ。オイル選びに悩んでいたユーザーにとって、この商品は「悩み解決」の近道となるはずだ。
エンジンにダメージを与えることなく、高い洗浄効果を得られる理想的かつ画期的な商品として開発されたのがフラッシングゾイルだ。洗浄効果の高いナフテン系オイルを基油にスーパーゾイルを添加し、優れた効果を発揮する。
パーツが擦れ合う箇所には必ず摩擦抵抗が発生する。そんな摩擦抵抗を金属表面改質効果によって、限りなくスムーズに作動させるのがスーパーゾイル。ここでは、4ストミニエンジンに対するゾイル効果に注目しよう。
ツインリンクもてぎのDE耐!や鈴鹿サーキットのミニモトでも愛用者の多いスーパーゾイル。こうした耐久レースシーンでは、エンジンオイル以外の用途でも、意外な好結果が得られているのをご存じだろうか。
ガソリンが持つ本来の性能を引き出すのがスーパーゾイル「フュエルチューナー」だ。しかし、キャブコンディション維持にもフュエルチューナーが効果的だということをご存知だろうか。
絶版旧車系の2サイクルモデルはもちろん、特にレーサーレプリカ系高性能2サイクルモデルのファンにとって見逃せない存在が「2サイクル用シンセティックゾイル」だ。