中古車購入ガイド【ショベルスポーツスターXLH/XLCHの遍歴】
1958年の登場時はXLHとXLCHはコンセプトが違っていました。そのためロードツアラーモデルであったXLHには大柄なタンク(Kモデルタンク、2種類の亀の子タンク)が当初採用されてヘッドライトケースにも...
1958年の登場時はXLHとXLCHはコンセプトが違っていました。そのためロードツアラーモデルであったXLHには大柄なタンク(Kモデルタンク、2種類の亀の子タンク)が当初採用されてヘッドライトケースにも...
アイアンスポーツを仕様で大きくわけると900cc(正確には883cc)と1000ccのものにわかれます。1970年代はアメリカのバイク・車業界では「Power」を求めて排気量競争になっていた時代でした。
1957年に登場した「XL」モデルは「Kモデル」と同様のビックタンク、前後18インチのスポークホイール、ちょうどファットボーイのようなパネルタイプのアーリーフォークカバーを装備し現在のスポーツスターとはスタイルが違うモデルです。
スポーツスターは私がハーレーに関わるきっかけになった思い出深い車両です。以前、勤めていた「モトライフ」に一台の1989年式の4速スポーツスターが入ってきたことがありまして「この車両でレースに出たら、面白そうだな」と、そんな思いで触り始めました。
ショベルヘッド(以下、ショベル)は1966年から1984年まで販売されていたモデルです。ショベルは、それ以前の4速時代のモデルであるパンヘッドやナックルヘッドなどとはカスタムパーツにも共通部品があり...
1984年のデビューから1999年の最終型まで生産されたエンジンで、「ハーレー初心者の方でも安心して扱えるように」と、高性能を目指して作られたのがエボリューションモデルです。
「ツインカム88」以前のハーレー(エボ、ショベルなど)はエンジン内部のバルブを動かす「カムシャフト」が1本しかありませんでした。ツインカム88エンジンはこのカムシャフトをフロント側、リア側に独立した2本とし...