この 1940年式 ナックルのカスタムをメインに担当したのは、本業が英語教師というダン・ウィズリーである。BIKE GARAGE KOKORO のビルダー内田朝好とは過去に HONDA SHADOW400 を同店で購入して以来の付き合いとなる彼は、一世を風靡した CHOPPERS INC. ビリーレーン所有のストローカー・ナックルを購入。そこから工場の一部を間借りしてプロジェクトをスタートさせた。生粋のギアヘッドである父親や伯父の元、幼少期からバイクや車に囲まれて育った彼にとりバイクのカスタマイズは日常茶飯事、自然と作業を覚えたと言う。サンティー製フレームにはワンオフのガーターフォークを装着。イチから製作したフォークの本溶解といったテクニカルパートはビルダー内田がサポートしている。オイルタンクは消火器をカットして縁にはアクセントになるリングを溶接。タンクは HODAKA 製を使いレースペイントでフィニッシュされる。荒々しい雰囲気を醸す剥き出しの1次ドライブが雰囲気だ。