H-Dカスタムパーツの開発販売を手がけ38年になる国内屈指の二輪パーツメーカー DAYTONA。今まで北米支部ではCCIやV-TWINなど米国最大のパーツディストリビューターへの商品供給を行ってきたが、今期より国内市場でのパーツ展開を本格的に指導させた。
既存の海外用パーツをそのまま販売するのではなく、国内ユーザーのニーズを踏まえイチから開発したオリジナルパーツのクオリティに注目したい。
まず、同メーカーのデモ車 08年式 FXDL ダイナ・ローライダーに装着したマフラーである。騒音/排ガス規制をクリアした合法パーツであるのはもちろん、バフ工程にこだわり仕上げた質感の高いクロームの輝きが目を見張る。また、管内抵抗を極力抑えた独自の構造によるスムーズな排気で、低中速域でのトルクフルなライドフィールを実現。聴覚をほどよく刺激するサウンドと相まって、実に心地良い乗り味を堪能することができる。
他にもスタイリングのキモとなるワイドドラッグバーやフロントフェンダーをはじめ、グリップやステップなどのスモールパーツに至るまで豊富なアイテムがラインナップされる。ボルトオン装着を前提にした、デザイン性の高さも魅力となるオリジナルパーツの数々。今後ますます加速する DAYTONA の動向に注視したい。